電化製品の購入意欲に関する調査 

2013年01月22日
アクセンチュアが実施した調査によると、2013年に消費者が電化製品を購入する際、単一機能に絞られた電化製品を購入する意欲は対前年比で減少し、多機能な電化製品を購入する意向が著しく高まっていることが明らかになった。

アクセンチュアでは、年次で調査を行っている「電化製品・サービス利用に関するアクセンチュア グローバル調査リポート」(Global Consumer Electronics Products and Services Usage Report)の2013年版を2013年1月7日に発表した。2012年9月に実施された本調査では、16種類の電化製品(単一機能製品11種類、多機能製品5種類)に絞り、消費者の利用および購買傾向を調査。

(調査方法)
2012年9月、11ヶ国(日本、ブラジル、中国、フランス、ドイツ、インド、ロシア、南アフリカ、スウェーデン、英国、米国)に居住する11,000名を対象に、オンラインでの調査を実施。回答者は18歳以上で、性別の割合が同等となるように抽出。調査で取り扱った電化製品は、基本機能の携帯電話、デジタルビデオカメラ、デジタルスチルカメラ、パソコン(デスクトップ、ノートブック、ネットブック、ウルトラブックを含む)、ブルーレイディスクプレイヤー、DVDプレイヤー、デジタルビデオレコーダー(DVR)、電子書籍リーダー、据え置き型ゲーム機、携帯型ゲーム機、GPS端末、テレビ(ハイビジョン、一般的なテレビ)、健康関連機器、携帯音楽プレイヤー、スマートフォン、タブレット端末。

本調査では、消費者が単一機能製品を購入する意向は、前年に比べて変わらないか、もしくは減少する結果となった。例えば、ブルーレイディスクプレイヤーの購入を考えていると答えた回答者の割合は、11%から10%へと微減し、デジタルスチルカメラ、デジタルビデオカメラ、据え置き型ゲーム機については昨年度と変わらない結果となった。

対照的に、2013年に多機能製品の購入を予定していると答えた回答者の割合は、デスクトップおよびノート型パソコンで前年の16%から36%に、スマートフォンで27%から41%に、ハイビジョンテレビで20%から33%に、タブレット端末で16%から23%へと、それぞれ大幅に増加した。

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[アクセンチュア]
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