クーポン利用に関する実態調査 

2012年10月11日
ジャストシステムのセルフ型アンケートサービス「Fastask(ファストアスク)」は、全国の20歳から59歳の男女を対象に、「クーポン利用に関する実態調査」を実施しました。

【調査結果サマリー】
■人気は「ホットペッパー」「ぐるなび」。「LINE」や「Facebook」のクーポンは20代で普及の兆し
 全対象者の約9割がクーポンの使用経験があり、利用率は「ホットペッパー」(53.8%)、「ぐるなび」(43.6%)が高く、企業が独自に発行するクーポン(36.7%)も活用されているようです。共同購入の「グルーポン」「ポンパレ」の利用率は18.7%、20.7%で、年齢が高くなるにつれ利用率も高くなり、50代が最も高く、それぞれ25.7%、29.1%でした。「LINEクーポン」「Facebookクーポン」の利用率は2.6%、3.6%で、20代はそれぞれ5.8%の人が使用経験ありと回答しています。

■30代男性の約7割は居酒屋で、20代女性の半数が美容室・ネイルサロンで使用経験あり
 クーポンの利用経験があるジャンルは、ファストフード(56.1%)、レストラン(55.4%)、居酒屋(50.1%)と飲食店が高く、特に30代男性の71.9%が居酒屋で使用した経験があると回答しています。一方、20代女性の52.1%は、美容室・ネイルサロンで使用経験があることがわかりました。

■クーポンは店舗選びの重要な要素。3割引のクーポンは、約4割の人の店舗選びに影響
 複数のコンビニエンスストアがある場合、コンビニチェーンよりもクーポン内容を優先して店舗を決める人が47.8%いることがわかりました。一方、居酒屋の場合は、18.1%の人が居酒屋の内容よりもクーポン内容を優先して店舗を決めると答えました。「クーポンよりも居酒屋の内容を優先する」と回答した方も、3割引のクーポンが用意されている場合には、39.8%の人がクーポンを優先した店選びをするようです。

■クーポンは、コンビニでも、居酒屋でも、商品選びや来店の誘導に有効
 クーポンがあることで、コンビニでは16.7%の人が衝動買いをし、購入する商品のブランドを変更したり(47.3%)、購入する商品のジャンルを変更したり(37.9%)する人も多く、商品選びの誘導に有効なようです。居酒屋でも、「クーポンの対象となる商品だけを注文する」(21.5%)、「クーポンで得する金額内でもっとたくさん購入する」(36.7%)、「クーポンで得する金額以上に、もっとたくさん購入しようとする」(10.3%)とクーポンは注文に影響を与え、「もう一度訪れたい」(40.7%)、「人に勧めたい」(16.0%)と来店機会の増加や認知の拡大も期待できそうです。

■クーポン提示は紙からスマホへ。20代ではすでにスマホでのクーポン提示が定着
 居酒屋では、依然として「紙のクーポン」を見せる人が多いものの(60.2%)、クーポン提示の一番便利な方法として「スマートフォンで」を挙げる人が最も多い結果となりました(37.5%)。特に20代では61.4%の人が支持し、使ったことがある方法としても「スマートフォンで」(57.8%)が「紙のクーポン」(51.8%)を上回り、若年層はすでにクーポンは紙からスマホへと移行しているようです。

【調査概要】
・実施期間:2012年9月27日(木)~9月30日(日)
・調査対象:Fastaskのモニタのうち、全国の20代、30代、40代、50代の男女をそれぞれで100名ずつ割り付けて回収
・有効回答数:800
・調査方法:Fastaskでのアンケート調査

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[Fastask]
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