2013 年サラリーマンのお小遣い調査 

2013年06月28日
新生銀行は、20 代から 50 代のサラリーマン約1,000 人を対象にした「2013 年サラリーマンのお小遣い調査」を実施し、その結果を取りまとめた。

「2013 年サラリーマンのお小遣い調査」結果の主なポイント
■平均お小遣いは月額 38,457 円(前年比 1,299 円減少)でバブル崩壊後ワースト更新。調査開始以来、過去 2 番目に低い金額

■昼食代は前年比 8 円増の 518 円。ワンコインランチの傾向が続く

■一回の飲み代は前年比 614 円上昇の 3,474 円だが、回数減少で、1 ヵ月の飲み代 7,689 円は 1999 年の調査開始以来、昨年に続き過去 2 番目に低い金額  

4 月に実施した 2013 年の調査では、アベノミクス効果で一部の企業の業績も上向き、株価も上昇したとはいえ、サラリーマンのお小遣いにはまだその恩恵が十分におよんでいないという結果となりました。昇給の割合も下がり、節約をしている人が大勢を占め、お小遣いについては現時点ではまだ守りの傾向が優勢です。
お小遣いを実際に上げた人、また、これからお小遣いを上げる予定とした人は昇給した人が多くを占めているように、“昇給”がお小遣い回復のキーワードとなります。


■サラリーマンの平均お小遣いは月額 38,457 円(前年比 1,299 円減少)でバブル崩壊後ワースト更新
 2013 年調査の「サラリーマンの平均お小遣い額」は、昨年の 39,756 円から 1,299 円減少して 38,457 円となり、バブル崩壊後のワーストであった 2011 年の 38,855 円より低くなり、かつ、1979 年の調査開始以降 2 番目に低い金額です。(最低額は 1982年の 34,100 円。)

 30 年以上のデータの蓄積がある当調査からは、バブル崩壊後は、お小遣い額は日経平均株価に 1 年から 2 年遅行する形で相関が見られました。2012 年 12 月 31 日の日経平均株価終値は前年から 1,940 円増加した 10,395 円となりましたが、株価との連動でみても、お小遣い額にはまだ回復の兆しは見えていません。

■昼食代は前年比 8 円増の 518 円。ワンコインランチの傾向が続く
 昼食代は 2012 年より 8 円上がって 518 円となり、2010 年以降のワンコインランチの傾向が今も続いています。昼食の内訳は、「持参弁当」(30.7%)、「購入した弁当」(24.9%)、「外食」(19.2%)の順に割合が多くなっています。「外食」と「持参弁当」については、昨年よりも割合が増える結果となっています。

■一回の飲み代は前年比 614 円上昇の 3,474 円だが、月の飲み回数は 0.2 回減少し、2.2 回
 一回の飲み代は、2012 年から 614 円増えて 3,474 円となり、2011 年の 3,540 円並みに回復したものの、1999 年の調査開始以来、3 番目の低い水準となっています。1 ヵ月の平均飲み回数は前年比 0.2 回減少し、2.2 回となり、1 ヵ月の飲み代(月の回数に一回の飲み代をかけたもの)でみると 7,689 円となり、増加額は 746 円となっています。これは、調査開始以来、2 番目に低い金額となります。(最低額は 2012 年の 6,943 円。)世代別でみると、一回の飲み代も回数も増えた 50 代が、昨年よりも 4,110 円の大幅増加の 10,619 円となり、飲み代の回復を牽引しました。

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[新生銀行]
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