地元PRと産直に関する調査 

2013年07月18日
パルシステム生活協同組合連合会は、「地元PRと産直に関する調査」を実施し、1,000名(調査対象者:20歳~59歳で子どもがいる男女)の有効サンプルを集計した。

【リサーチ概要】
◆地方自治体が行うPR活動は『必要だと思う』8割半、東北や九州出身者では9割強
◆効果的だと思うPR活動 トップは「物産展」、「ゆるキャラ」は約5割の支持を集め3位に
◆40代男性の4割強が「知事自らが先頭に立つ活動」は効果的と評価
◆20代女性のハートを掴む地元PRは「ゆるキャラ」「B級グルメ」、「公式サイト」が効くのは50代女性
◆効果的だと思うメディアPR 20代では SNSが新聞広告を上回る、20代女性に響くネット広告
◆応援したい“ゆるキャラ”ランキング 2位に「ふなっしー」
◆好きな“B級グルメ”ランキング 「富士宮焼きそば」、2位「宇都宮餃子」、3位「厚木シロコロホルモン」

子どもがいる男女1,000名(全回答者)に、地方自治体が行うPR活動は必要だと思うか聞いたところ、85.7%が『必要だと思う』(「とても必要だと思う」32.6%+「やや必要だと思う」53.1%)と答え、大半の方が地方自治体の行うPR活動に必要性を感じていることが明らかになりました。
 出身地(エリア)別にみると、『必要だと思う』としたのは、東北地方や九州・沖縄地方の出身者が他のエリアの出身者より高くなり、それぞれ91.9%、91.0%となりました。

 次に、地方自治体が行うPR活動で、何が効果的だと思うか聞いたところ、「物産展」(62.8%)が最も多く、次いで「特産品や産直商品の開発」(53.9%)、「ゆるキャラ」(47.5%)、「B級グルメの開発」(37.9%)、「公式サイト(ホームページ)」(36.5%)、「交通機関とのタイアップ」(32.1%)、「有名人・タレントの活用」(29.9%)が続きました。従来型のPR手法である特産品・産直品の販売や開発の他にも、ゆるキャラ、B級グルメ、タレントなど、よりメディアを意識したPRが効果的だと受け止められていることもわかりました。また、性年代別にみると、40代男性では「知事自らが先頭に立つ活動」(43.2%)を、20代女性では「ゆるキャラ」(63.2%)、「B級グルメ」(53.6%)を、50代女性では「公式サイト(ホームページ)」(53.6%)、「アンテナショップの運営」(43.2%)を効果的と感じている割合が他の性年代層に比べ高い傾向が明らかになりました。

 また、広告とSNSについてみると、全体では、広告(「テレビCM」27.0%、「ネット広告」21.5%、「新聞広告」14.1%)のほうがSNS(「Facebook」11.9%、「Twitter」9.6%)よりも効果的なものとして多くの方に挙げられていますが、20代に限ると「Facebook」(18.8%)や「Twitter」(14.8%)が「新聞広告」(9.6%)を上回る結果となりました。若い世代に向けたPR活動ではSNSは有効な手段となり得るようです。また、性年代別にみると、「ネット広告」(28.8%)、「Facebook」(21.6%)、「Twitter」(16.8%)の20代女性に対する影響力の高さが顕著にみられました。

 応援したいと感じている“ゆるキャラ”を自由回答形式で聞いたところ、ダントツ1位は「くまモン」(264件)、2位に「ふなっしー」(134件)、3位は「バリィさん」(40件)と、ゆるキャラグランプリの王者や非公認ながら頑張っているゆるキャラが上位になりました。
 また、最も好きなご当地グルメを自由回答形式で聞いたところ、1位は「富士宮焼きそば」(90件)、2位「宇都宮餃子」(33件)、3位「厚木シロコロホルモン」(32件)となりました。


【調査概要】
・調査タイトル:地元PRと産直に関する調査
・調査対象:ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする20歳~59歳で子どもがいる男女
・調査期間:2013年6月24日~2013年6月27日
・調査方法:インターネット調査(モバイルリサーチ)
・調査地域:全国
・有効回答数:1,000サンプル(有効回答から1,000サンプルを抽出)

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