キャンピングカーユーザーの旅行予定についてのアンケート調査 

2013年08月05日
一般社団法人 日本RV協会は、キャンピングカーユーザーの旅行予定についてアンケート調査を行った。調査は、6月18日~7月17日の約1ヶ月間、同協会のホームページにアクセスするキャンピングカーユーザー330人を対象に行ったもの。

■ 北海道、東北、北信越、九州があいかわらずの人気
この夏の旅行の予定先として考えている地域を調べたところ、トップになったのは24.8%のユーザーから支持された「北海道」となり、同地が相変わらずキャンピングカー旅行の目的地として根強い人気を誇っていることがわかりました。
1位の北海道(24.8%)のあとには、東北(19.7%)、北信越(14.8%)と、いずれも気候的に涼しいイメージが漂うエリアが続き、東海(6.7%)、関西(2.4%)、中国(4.2%)、四国(5.5%)、沖縄(0.3%)など暑いイメージを持たれやすい地域が敬遠される傾向が目立ちました。
しかし、九州だけは関東(10.3%)を超える10.6%を記録し、北海道、東北、北信越の次に位置して4番目をキープしました。

■ 1週間以上の休みを取る人の率が少しずつ上昇
この夏休みに、キャンピングカーユーザーが1回の旅行に費やす日数をどのくらい確保しているのか調べたところ、いちばん多い回答は、2泊3日(28.1%)であり、次に多いのが3泊4日(20.2%)、3番目は「1週間程度」(14.1%)という結果になりました。
1週間以上の休みを取っている人が32.4%もおり、その比率は、前回の同時期調査(2012年6月)の23.7%を8.7ポイントも上回るようになりました。リタイヤ世代の増加もあり、日本のキャンピングカーユーザーの旅行も少しずつ長期化する傾向がありそうです。

■ 旅行予算も増加傾向
1回の旅行に用意する予算としては、「3万円~5万円未満」という回答が22.7%を獲得してトップに立ちました。2番目はそれより安い「1万円~3万円未満」(18.9%)となり、3番目は、逆に高い「5万円~8万円未満」(16.3%)という結果になりました。
これを、今回の調査とほぼ同時期に行われた前回調査(2012年6月)と比べますと、前回調査では「5万円以上」の予算を組んでいる人は38.3%しかいなかったのに対し、今回調査ではそれが54.2%にまで増加しています。

■ 旅の同伴者として「夫婦2人」の比率が増える
キャンピングカーユーザーの夏休み旅行の同伴者を調べたところ、「夫婦2人」という回答が52.1%を占め、トップになりました。その次が「夫婦、子供を入れたファミリー」(34.6%)となり、その二つで86.7%を占めることがわかりました。
なお、その二者の比率には若干動きがありました。前回調査と比べてみると、前回では同行者の人数を「2人」と答えた人は41.0%でしたが、今回はその比率が約10ポイント増え、2人旅の比率がより高まりました。それとは逆に、前回は「3名~5名」と答えた人の率は45.7%から34.6%に下がり、キャンピングカー旅行を楽しむシニア夫婦の増加が特徴づけられるようになりました。

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[一般社団法人 日本RV協会]
 マイページ TOP