携帯電話・スマートフォンおよびタブレット機器の購買・使用動向調査 

2013年05月08日
市場調査会社のカンター・ジャパンは、携帯電話・スマートフォンおよびタブレット機器の購買・使用動向調査(名称:「カンター・ワールドパネル・コムテック(略:コムテック調査)」)を10,000人/月の協力を得て実施している。

2013年1月から3月に行った調査によると、スマートフォンの新規契約又は機種変更を行った人のOS(オペレーティングシステム)別機種では、iOS(アイオーエス)の機種、すなわちiPhone(アイフォーン)が49.2%を占め、最大となりました。しかし、同じ調査を行っているアメリカ、イギリスなど9ヵ国のうち、iPhone(アイフォーン)のシェアが最大となったのは日本だけでした。

9ヵ国:日本、アメリカ、中国(都市部)、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オーストラリア

■ シェアで拮抗するiPhone(アイフォーン)とAndroid(アンドロイド)携帯
日本の消費者に対し、新規契約又は機種変更を行ったスマートフォンの機種を聞いたところ、iPhone(アイフォーン)が49.2%、Android(アンドロイド)携帯が45.8%という結果になりました。

■ Android(アンドロイド)携帯に勢いあり。各国で前年同時期よりもシェア拡大
同じ時期に8ヵ国の消費者に対し、新規契約又は機種変更を行ったスマートフォンの機種について聞きました。すると、各国ともにAndroid(アンドロイド)携帯のシェアが最大となりました。iPhone(アイフォーン)のシェアがAndroid(アンドロイド)携帯のシェアよりも高いのは日本だけでした。

また、日本と中国以外の7ヵ国では、昨年も同じ時期に調査を実施しています。これらの国のAndroid(アンドロイド)携帯の昨年と今年のシェアを比較したところ、どの国でも今年はシェアが拡大していました。

■ まとめ
日本におけるiPhone(アイフォーン)の販売シェアは、2012年10月から12月に実施した我々の調査では60%を超えていました。今回の調査では、iPhone(アイフォーン)の販売シェアは過半数を超えませんでしたが、新しいAndroid(アンドロイド)携帯が続々と発売されていることを鑑みると、日本でのiPhone(アイフォーン)の強さは維持されていると言えるでしょう。


【調査概要】
カンター・ジャパンは、12ヵ国の携帯電話・スマートフォンおよびタブレット機器の購買・使用動向を把握し、その情報・分析レポートを企業に提供しています。調査を実施しているのは、同じカンター・グループに属するカンター・ワールドパネル社です。今回公表するのは、9ヵ国の調査結果になります。
 ・調査名称:「カンター・ワールドパネル・コムテック調査」
 ・調査時期:2013年1月から3月
 ・調査方法:インターネット調査
 ・調査対象:16歳以上の男女(イギリスは13歳以上)
 ・対象者数:10,000人/月(日本)
 ・調査国:日本、アメリカ、中国(都市部)、イギリス、ドイツ、フランス、イタリア、スペイン、オーストラリア

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[カンター・ジャパン]
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