女性の化粧行動・意識に関する実態調査 2012美容篇 

2012年10月31日
ポーラ文化研究所は、「女性の化粧行動・意識に関する実態調査 2012美容篇」を発表した。2007年からの継続調査「女性の化粧行動・意識に関する実態調査」(第8回目)から化粧品以外の美容に関して報告。

1.自宅での肌以外への美容
「自宅での脱毛・除毛」の現実行率は59%。
10代後半から50代前半までの年代では『メーク意識』にかかわらず、過半数の女性が行っており、多くの女性に浸透している美容行動。

・「ヘアカラー」は30代前半以下の『メーク意識』が高い層で、また、「マニュキュア・ペディキュア」も『メーク意識』が高い層で現実行率が高い。
・「白髪染め」は『メーク意識』にかかわらず40代後半以上の年代の女性に浸透している美容行動。

2.自宅外(サロン等)での肌以外への美容
「自宅外(サロン)での脱毛・除毛」の現実行率は12%。
20代後半~30代前半の『メーク意識』が高い人では22%に達する。
美容院における「パーマ」「ヘアカラー」「白髪染め」の経験・現実行率が高い。

・「ヘアカラー」現実行率は30代前半以下の『メーク意識』が高い層で3割を超える。
・「白髪染め」現実行率は『メーク意識』にかかわらず40代後半以上の年代で3割以上。

3.自宅内外での肌以外への美容
・自宅内外における「マニュキュア・ペディキュア」「ヘアカラー」は、経験率に対して現実行率が低い。『メーク意識』が高い人の現実行率が高いことから、「おしゃれ意識」を背景とした美容行動と捉えられる。
・一方、「白髪染め」は『メーク意識』による現実行率の差はみられず、40代半ばを境として現実行率が大きく高まる。エイジング意識を背景とした時流の「エチケット」としての美容行動と捉えられる。
・顔やボディの「脱毛・除毛」は、どの年代においても高い率で行われており、『メーク意識』による差は小さい。「脱毛・除毛」は、一般的に浸透した「社会的なマナー」としての美容行動とうかがえる。

4.自宅外での肌への美容
エステなど自宅外での肌の美容を行ったことがある人は、30%。
・20代前半の経験者が特に多く41%。
・今後、自宅外のお店(エステなど)での美容を行ってみたい人は20~30代を中心とする若年層に多い。

5.美容クリニックでの美容
美容クリニックでの施術経験は17%
今後、美容クリニックでの施術を行いたい人は25%。


6.美顔器の認知・使用状況
美顔器の認知率は66%、使用経験は33%。

美顔器(ローラー・スチーマーなどの顔への美容器具)について
 知っている人 66%。40代の認知率が高い。
 使ったことがある人 33%。40代後半の使用経験が高い。
 現在使っている人 21%。20代後半の現使用率が高い。
 今後使いたい人 34%。20代後半~30代前半、40代後半の使用意向が高い。


【実施概要】
・調査名:女性の化粧行動・意識に関する実態調査 2012
・調査時期:2012年5月23日(水)18時 ~ 5月28日(月)23時
・調査方法:インターネット調査
・調査対象:首都圏(埼玉県,千葉県,東京都,神奈川県)に居住する15~64歳の女性1500人 ※中学生を除く(15~19歳、20~24歳、25~29歳、30~34歳、35~39歳、40~44歳、45~49歳、50~54歳、55~59歳、60~64歳:各150人)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
リンク先リサーチPDF
[ポーラ文化研究所]
 マイページ TOP