シニアの旅行に関するアンケート調査vol.3 

2013年03月11日
アンケートサイト「Qzoo」を運営するゲインと、シニア向けコミュニティサイト「シニア・ナビ」を運営するZENが提携して運営する「シニア・ナビリサーチ」は、会員を対象に「シニアの旅行に関するアンケート調査vol.3」を実施し、1,000名から回答を得た。

【調査サマリー】
・シニアの44.4%がこの春旅行予定あり。冬に比べ1.3ポイント減少。男性60代・70代以上の旅行予定者は半数を超える。年収1,000万円以上の層では約6割が旅行予定あり。

・国内の旅行先では、桜の名所として定番の「京都府」が4つの居住地で上位にランクイン。関東、中部ではいち早く春を感じられる「静岡県」が第1位に。桜の名所が多い近畿では、近県に人気が分散。

・冬に比べ春は【外で景色や名所をアクティブに楽しむ】派が増加。女性は「美しい景色・風景を観ること」を楽しみにしている傾向。50代は【グルメ】を、70代以上は【温泉】を旅の楽しみに。

【調査詳細】
■今春の旅行予定者は全体で44.4%と、冬に比べ1.3ポイント減少。男性60代・70代以上の旅行予定者は半数を超える。年収1,000万円以上の層では約6割が今春の旅行予定あり。

全体で見ると、 「旅行予定者(計)」が44.4%と、シニア層の半数近くが春の旅行を計画している結果となりました。内訳は「国内旅行予定者(計)」が38.6%、「海外旅行予定者(計)」が8.7%でした。冬に比べると、「国内旅行予定者(計)」は約2ポイント減少し、「海外旅行予定者(計)」は約1ポイント増加する結果となりました。5月にはGWもあり、行楽シーズン本番となる春は海外へ旅行に行く割合がやや増えました。

性別×年代別で見ると、「国内旅行予定者(計)」が最も多かったのは男性70代以上で51.0%でした。次いで男性60代が50.5%とどちらも半数を超える結果となりました。一方、女性はどの年代も半数以下となりました。年収別で見ると、1,000万円以上の層の57.1%が今春旅行予定ありとなりました。特に「海外旅行予定者(計)」が18.0%と全体よりも9.3ポイント上回る結果となりました。

■「京都府」が4つの居住地で上位にランクイン。関東、中部では「静岡県」が第1位に。全国的に、春らしく桜や花の名所のある都道府県が人気。

全体的に各居住地から近い都道府県が多くランクインする結果となりました。また、「京都府」は4つの居住地でランクイン。世界遺産の美しい町並みが桜の花で埋めつくされる京都は、春の旅行先として絶大な人気です。
関東居住者では、早咲きの桜やイチゴ狩りなどで有名な「静岡県」が2位と10.9ポイントの大差をつけて1位を獲得しました。桜の名所の激戦区、近畿地方の居住者は、近県に人気が分散する中、少し足を延ばした旅行先として、4位に「石川県」がランクインしています。

■冬に比べ春は【外で景色や名所をアクティブに楽しむ】派が増加。女性は「美しい景色・風景を観ること」を楽しみにしている傾向。50代は【グルメ】を、70代以上は【温泉】を旅の楽しみに。

全体で見ると、冬に比べ春は「美しい景色・風景を観ること」「観光名所を回ること」「史跡や歴史的建造物を巡ること」がそれぞれ3.0ポイント以上増加しました。冬は【室内でまったり】派が多かったのですが、気候が暖かくなる春は【外で景色や名所をアクティブに楽しむ】派が増えていることがうかがえます。

男女別で見ると、女性は「気分転換をすること」が高く、男性と11.3ポイントの差が生じました。年代別で見ると、50代は「おいしいものを食べる」が他の年代よりも10.0ポイント以上高い結果となりました。70代以上では「天然温泉」が他の年代に比べ15.0ポイント以上高い結果となりました。世帯年収別では、年収300万円未満の層は「美しい景色・風景を観ること」が46.2%と高く、全体よりも5.4ポイント高い結果となりました。年収1,000万円以上の層は「おいしいものを食べること」「気分転換をすること」「日常の疲れを癒すこと」が他の年収層よりも高い結果となりました。


【調査概要】
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査対象:全国50代以上の男女
・調査時期:2012年2月4日~2012年2月7日
・集計対象数:1,000名
[性別]男性 500名/女性 500名
[年代]50代 400名/60代 400名/70代以上 200名

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[ゲイン]
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