職種別平均年収と年代ごとの年収推移調査 

2013年09月17日
パソナキャリアカンパニーでは、転職支援サポートをお申し込みいただいた25~59歳の方39,963人)の年収データを元に職種別の平均年収と年代ごとの年収推移を算出いたしました。職種によって年収が伸びるタイミングが異なることが明らかになりました。

【調査結果概要】

 平均年収の高い職種は「海外関連」「企画関連」「金融専門職」。

 20代後半から30代後半で年収の伸び率が高い職種は「海外関連」。

 30代後半から40代後半で年収の伸び率が高い職種は「医薬品・医療機器」。

 30代後半から40代後半の10年間より、20代後半から30代後半での年収の伸び率が高い傾向に。


【調査結果詳細】

25~59歳の全体の平均年収は481万円でした。職種別に見ると平均年収が高いのは、「海外関連」(610万円)、「企画関連」(599万円)、「金融専門職」(564万円)が上位となりました。一方、平均年収が低い職種としては、「秘書・アシスタント」(321万円)、「通訳・翻訳」(356万円)、「店舗管理」(408万円)が続いています。

年収額の伸び率を見たところ、全体では20代後半から30代後半にかけての年収額の伸び率は137.2%、30代後半から40代後半にかけての年収伸び率は129.8%となっており、20代後半から30代後半での10年間のほうが、30代後半から40代後半にかけての10年間より年収が増加する傾向が見られました。

職種別にみると、20代後半から30代後半にかけて年収額の伸び率が高い職種は「海外関連」、「クリエイター(WEB以外)」、「金融専門職」が上位となりました。30代後半から40代後半にかけての年収額の伸び率が高い職種は「医薬品・医療機器」、「通訳・翻訳」、「品質管理・生産技術」の順となりました。

職種によって年収がアップするタイミングが異なることが今回の調査よりわかりました。年収面も含めてキャリアプランを考える場合、どの年代でどういった職種についていることが、長期的視点での年収アップにつながるかのポイントとなるといえるでしょう。


【調査の概要】
・調査方法:パソナキャリアに転職支援サポートをお申し込みいただいた転職希望者の年収データより算出
・調査期間 2012年7月1日~2013年6月30日
・対象者数 39,963人

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[パソナ]
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