生活インデックスレポート・消費動向編・10月 

2013年10月02日
博報堂生活総研は、[生活インデックスレポート・消費動向編・10月](消費意欲指数・デフレ生活指数)を発表。

生活インデックスとは、生活総研が生活者の意識変化を読み解くために、【消費動向】【生活感情】【生活価値観】の3つの領域から開発したオリジナルの指数。今回の生活インデックスレポートでは、【10月の消費動向】(消費意欲・デフレ生活志向)に関する分析結果について報告。

 2013年10月は [ 消費意欲指数  49.2点 ] [ デフレ生活指数  62.4点 ]

■ サマリー
消費意欲指数は49.2点と9月に比べ+2.4ポイント上昇し、前年同月比でも+1.8ポイントと、2ヶ月ぶりに前年を上回りました。デフレ生活指数も62.4点で9月から+1.1ポイントとやや上昇。こちらも前年同月比で+2.3ポイントとなりました。

■3つのポイント

(1) 秋冬に向けた消費意欲がようやく高まる
消費意欲の理由を見ると、秋物、秋冬物(服や靴など)を買いたい気持ちが高まっています。昨年の場合、秋物の消費意欲は9月にスタートしていました。しかし、今年の9月は酷暑のために秋をイメージすることができず、秋物への意欲は10月にずれ込んだようです。その結果、昨年は9月に秋物、10月に秋冬物と段階的に発生した意欲が、今年は10月に一度に訪れています。

(2)10月の消費意欲を牽引するのは女性20代〜40代
10月は男性よりも女性の消費意欲が伸びています。特に、女性20代〜40代は先月よりも消費意欲指数が+5ポイント前後と大きく上昇しました。秋・秋冬の衣類や靴以外にも、映画や外食、家電、AV機器などを欲しいものとしてあげる人も先月に比べ増加しています。

(3) 首都圏の消費意欲指数が大きく改善
先月は3都市中最低だった首都圏の消費意欲が、10月は一転して上昇し、3都市中で最高値になりました。他の都市に比べて「季節の変わり目」を意識する声が多く、旅行やテーマパークなどのレジャーが計画されています。(少数ながらハロウィンを意識した回答も首都圏のみに見られました。)また、クルマ、PC、スマートフォンなどの新機種への関心も首都圏で特に高まっています。

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[博報堂生活総研]
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