BBソフトサービスでは、20歳~60歳代以上の全国の男女を対象に、一般のインターネット利用者のインターネット詐欺に関する意識や遭遇状況、実際の被害状況について調査(調査期間:2013年9月17日~9月19日)を実施し、671名の回答を得ました。

【調査結果の概要】

・約10人に1人がインターネット詐欺に遭遇したことがあると回答。

・インターネット詐欺に遭遇したことがある人の約40%が金銭被害にあったと回答。

・最高被害金額が100万円以上の人も。

・約7割の人がインターネット詐欺に引っ掛からないと思っていると回答。

・ユーザーが最も重視するのはフィッシング詐欺からの防御


【調査結果】

インターネット詐欺への遭遇率

Qフィッシング詐欺や不当請求などのインターネット詐欺に遭遇したことはありますか?(n=671)

「フィッシング詐欺や不当請求などのフィッシング詐欺に遭遇したことはありますか?」との質問に、「自分自身がある」と答えた方は12.8%と10人に1人以上が遭遇したことがあるという結果になりました。「家族や友人がある」と答えた人を含めると24.6%となり、約4人に1人が、インターネット詐欺が身近に発生したという結果となりました。2012年度のIPA調査によるとウイルスとの遭遇率は約12%(※)であり、インターネット詐欺がウイルスと肩を並べる程に顕在化した脅威となっている現実が明らかになりました。

※IPA「2012年度情報セキュリティの脅威に対する意識調査」

“出会い系” “アダルト”以外にも広がりをみせるインターネット詐欺サイト

Qインターネット詐欺に遭遇したのは、どのようなサイトですか?(n=86)複数回答

インターネット詐欺に遭遇した場所は、動画サイト、金融系サイト、ECサイト、ポータルサイトなどを合計すると、アダルトサイトに次ぐ件数になっており、一般に広く利用されて生活に密着したサイトを模した詐欺サイトが、多数出現している実態が判明いたしました。犯罪者の手口は、一般に危険だと思われていないカテゴリーの偽サイトを作る手法にも手を広げ、IDやパスワードの盗難、金銭の搾取を行っているものと考えられます。

インターネット詐欺の金銭被害の実態

Qインターネット詐欺被害に遭遇した際の最高被害金額はいくらでしたか?(n=86)

自分自身が詐欺被害にあった方に「インターネット詐欺に遭遇した際の最高被害金額はいくらでしたか?」と質問したところ、約40%(※)が金銭被害にあったことがあると判明しました。被害金額は10万円未満がほとんどを占めていますが、10万円以上の高額被害が3.5%、被害額100万以上のケースもありました。全体的には100人あたり5.2人と、金銭被害が思いのほか進んでいる実態が明らかとなりました。
※「答えたくない/わからない」という回答も金銭被害者に含む。

インターネット詐欺への関心

インターネット詐欺ニュースが急増している昨今、「インターネット詐欺のニュースをみてどのように思いますか?」との質問に、「自分は引っ掛からないと思う」と答えたのは約7割以上(70.5%)となりました。さらに、「今後インターネット詐欺対策を強化しようと考えていますか?」との質問には、半数以上(52.6%)の人が「考えていない」と回答し、インターネット詐欺への意識の低さが顕れました。日ごろの防犯意識が低い人こそ犯罪者の格好の標的となるため、より一層の啓発が必要であると考えられます。

ユーザーが最も重視するのは『フィッシング詐欺』からの防御
Q有料でも利用したいインターネット詐欺対策可能なソフトはどれですか?(n=671)

「有料でも利用したいインターネット詐欺対策可能なソフトはどれですか?」との質問に、ユーザーが最も重視したのは「フィッシング詐欺(ID・パスワードを盗む)サイトから守ってくれる」ソフト、次に「ウイルスに感染させるサイトから守ってくれる」ソフトという結果になりました。金銭搾取による被害拡大によって、フィッシング詐欺やIDパスワードを盗むマルウエアに感染させるサイトなどへの関心が高まっていると考えられます。
その一方で、目視で判断しやすい偽ブランド品販売や不当請求などの詐欺については、ニーズが低い結果となりました。

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