60歳以上の方を対象とした「立ちあがりテスト」 

2013年10月21日
コナミスポーツ&ライフは、60歳以上の方を対象とした「立ちあがりテスト」をコナミスポーツクラブ各店で実施しました。この「立ちあがりテスト」は、日常活動動作を行う為に重要な足腰の状態を把握するのに、理想的なテストだと考えられています。

【調査結果】

60代以上の身体に黄信号!? 4割がロコモティブシンドローム予備軍という結果に。

今回のテスト結果を統計的に処理したところ、ロコモティブシンドローム予備軍を示す「WBI40」の方々が最も多く、60代以上の方の約4割がこの「WBI40」に該当することが判明。
また、年齢が上がることに、「WBI40」の方々の占める割合が高まる傾向にあることも分かりました。このまま足腰の機能が衰えてしまうと、さほど遠くない未来、身体の自由が利かない生活を強いられる危険があります。
*ロコモティブシンドロームとは?
運動器(筋肉、骨、関節など)の障害のため 移動能力の低下を招き 要介護になっていたり、要介護になる危険度の高い状態のこと

運動を始める前に…シニアが陥りやすい“運動の落とし穴”に要注意。

この結果を見て、危機感を覚えた方もいらっしゃるかもしれません。かといって、焦って運動を始めるのは危険です。別の調査(文部科学省「体力・スポーツに関する世論調査」2013年)では、60歳以上では6割近い方(59.7%)が「体力に自信がある」と回答。
しかし、ジョギングが出来る程度の筋力(=WBI80以上)を持ってらっしゃる方は実際には21%。それぞれの方が感じていらっしゃる体力年齢と実際の体力には大きな開きがあるようです。
一般的にこの開きは、年齢が高まるほど大きくなることが分かっています。自分の身体能力を過信し、過度な運動を行った結果、身体への負担が大きくなりすぎてしまい、運動を続けられない・・・これがシニアの方々が陥りやすい“運動の落とし穴”なのです。

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[コナミスポーツ&ライフ]
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