第9回 ダスキン大掃除に関する意識・実態調査(既婚者調査) 

2013年11月01日
ダスキンは、全国の20歳以上の男女計4,160人(うち既婚者2,567人)を対象に、2012年末の大掃除の実態をインターネットで調査を行った。

その結果、既婚者は未婚者より大掃除実施率、大掃除日数、掃除した場所の割合が高いことが分かりました。しかし、夫が“冷たい”“寒い”“高い”場所の掃除を頑張っているにも関わらず、積極性のなさや担当場所の少なさから、妻の満足度を十分に得られていないようです。また、夫婦円満に2013年末の大掃除に取り組むためには、夫には“褒める”、妻には“ねぎらう”言葉が有効だということが分かりました。

【調査TOPICS】

(1)既婚者の大掃除実態
    結婚を機に、大掃除に対する意識が高まる

(2)大掃除での夫婦の役割分担
    夫は家族のために“冷たい”“寒い”“高い”場所の掃除に奮闘

(3)大掃除の取り組みに対する満足度とその理由
    噛み合わない指標!夫は掃除技術に、妻は難所の担当に満足

(4)大掃除のやる気をアップさせる言葉
    夫をとことん“褒めて”! 妻には“ねぎらい”の言葉が効果的!

【調査詳細】

(1)既婚者の大掃除実態
    結婚を機に、大掃除に対する意識が高まる

2012年末の大掃除の実態から、未婚者よりも既婚者の方が大掃除実施率が高く、大掃除に費やした日数や大掃除した場所も多いことが分かりました。結婚を機に、住環境への意識が高くなったり、家事への意識が変化したことが影響していると考えられます。

(2)大掃除での夫婦の役割分担
    夫は家族のために“冷たい”“寒い”“高い”場所の掃除に奮闘

2012年末の大掃除を実施した既婚者を対象に、掃除を担当した場所と担当した理由を聞くと、夫は「家族がしない・できない」という理由から『浴室』を担当する割合が高い結果となりました。妻より担当した割合が高い場所には『照明器具』、『窓・網戸』、『エアコン』が挙げられ、これらの場所を掃除した理由もすべて「家族がしない・できない場所だから」というものでした。年末の寒い時期に、水を使う浴室や窓の掃除は辛いものですし、高所も掃除が困難ですが、家族のために掃除に奮闘する夫の姿がうかがえる結果となりました。
一方、妻が担当した場所の1位は『キッチン』でした。担当した理由は「自分が一番良く使う場所だから」という回答が最も多く挙げられました。

(3)大掃除の取り組みに対する満足度とその理由
    噛み合わない指標!夫は掃除技術に、妻は難所の担当に満足

2012年末の大掃除で、配偶者の取り組みに満足したかを聞いたところ、妻の取り組みに「満足した」と回答した夫が73.8%だった一方、夫の取り組みに「満足した」妻の割合は51.8%で、大きな差があることが分かりました。不満の理由は男女ともに「大掃除に積極的ではなかった」ことが最多ですが、その他の理由をみると、夫は妻に対して「汚れの落ち具合」や「手際の良さ」を求めている一方、妻は「担当箇所」を挙げており、夫婦間の満足の指標が異なることが分かりました。

(4)大掃除のやる気をアップさせる言葉
    夫をとことん“褒めて”! 妻には“ねぎらい”の言葉が効果的!

「配偶者に言われたら大掃除のやる気がアップする言葉」を聞いたところ、たくさんのアイデアが寄せられました。中でも、“感謝”や“評価”、“賞賛”や“激励”などの言葉をかけられると、やる気がアップするということが分かりました。
とくに夫には、掃除への取り組みを褒めたり、掃除後のご褒美を匂わす言葉が効果的で、妻には、感謝やねぎらいの言葉をかけると、なぜか余計やる気を出す傾向にあるようです。


【調査概要】
・調査目的:2012年末の大掃除についての意識・実態把握
・調査対象:20歳以上の男女
・調査地域:全国(エリア区分・・・北海道・東北・関東・中部・近畿・中国・四国・九州)
・調査方法:インターネットリサーチ
・調査時期:2013年2月1日(金)~3日(日)
・サンプル数:4,160サンプル(うち既婚者2,567人)のうち、設問ごとに該当する数


その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ダスキン]
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