「ワイン」に関する調査
2013年11月08日
アサヒグループホールディングスの青山ハッピー研究所は、生活の中のちょっとしたことや、旬な話題をタイムリーに調査する「毎週アンケート」において、「ワイン」をテーマにアンケート調査を実施。
【調査サマリー】
【調査結果】
6割近くが「月1回以上の頻度でワインを飲む」と回答-「毎日夕食前に」という声も
日ごろ、どの位の頻度でワインを飲んでいるのでしょうか。「週1回以上は飲む」と回答した人は33.5%。さらに「月1回以上」という声も25.1%を数え、全体の6割近くの人びとが少なくとも「月1回以上」の頻度でワインを楽しんでいることが明らかとなりました。
4人に一人は「秋にワインの飲用頻度が増える」と回答-中には「ホットワイン派」も
6割近くが「月1回以上」の頻度でワインを飲んでいることが判りましたが、では 穏やかな秋を迎え、夏場などに比べてワインを飲む頻度は増えているのでしょうか。「(ワインの飲用頻度が)増える」と回答した人は27.2%。
また性別ではいかがでしょうか。「増える」という声も見てみると、男性回答では23.6%。一方、女性回答では男性よりも6%以上も高い31.0%を占めました。食とも密接に関係しているワインは、女性人気の高いお酒であることがうかがえます。
ワイン選びの条件は、銘柄やブランドよりも「味」「品種」を重視!
では、「家飲み」でワインを選ぶ際、店頭で重視するポイントとは一体何でしょうか。
最も回答が多かったのは「酸味や渋味、甘口や辛口など、味の表記を見て選ぶ」(44.1%)でした。同様5位にも「葡萄品種で選ぶようにしている(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シャルドネなど)」(21.1%)が挙げられ、銘柄やブランドよりも、味や葡萄の品種から自分好みのワインを選び出すという人が大変多いことがうかがえます。
■自宅で飲むワインを選ぶ時のポイントは?
2位は「料理によって赤、白、ロゼなどを買い分ける」(42.0%)。3位は「生産国(イタリア、フランス、アメリカなど)・生産地区(ボルドー、ブルゴーニュなど)で選ぶ」(27.6%)。7位には「国産ワインを選ぶ」(15.1%)という声も目立ち、フランス、イタリアの2大ワイン王国のほか、チリやアルゼンチンなどの新世界ものや、国産ワインを支持する声も目立ちました。
「お薦めPOP」「スタッフのアドバイス」など、店頭情報が最終的な決め手に
そのほか、味や品質以外のポイントで目立ったのは、4位の「店舗で『お薦め』POPがついているものを選ぶ」(22.8%)。同様9位にも「店主・スタッフやソムリエにオススメを聞いて選ぶ」(11.0%)が挙げられました。種類・銘柄が豊富なワインは他のお酒よりも商品選びに迷うことも少なくなく、その場合はPOPから情報を得たり、売り場スタッフにアドバイスを求める人が多いようです。
家飲みワインの相場は「1,500円以下」-誕生日・クリスマスなど「特別な日」は奮発
家飲みワインの購入価格の目安はどの位でしょうか。「1,000~1,500円」という声が最も多く36.8%。さらに、「1,000円未満」という声も35.4%を数え、全体の7割以上の人びとが「1,500円以下」のリーズナブルな価格帯に集中。コストパフォーマンに優れたものを選ぶという声が多数寄せられました。いわば、家飲み用のデイリーワインでは、家計に優しく気取らずに飲める価格帯が選ばれていることがうかがえます。
4割以上が「ボージョレの飲用意向がある」と回答-家飲み、パーティー用に複数本購も
ここまでワイン全般のお話を聞いてきましたが、秋を代表するワインの祭典といえば、11月第3週木曜日のボージョレ・ヌーヴォです。今秋、皆さんはボージョレ・ヌーヴォを飲もうと考えているのでしょうか。
「必ず飲む」と回答した人は12.6%。さらに「飲みたい」という声も33.3%を数え、全体の4割以上の人びとが「今年のボージョレ・ヌーヴォの飲用意向を持っている」ことが明らかとなりました。
購入本数は、プライベート用とパーティー用に複数本を買い求める人が少なくありませんでした。
今回は穏やかな秋を迎え、「ワイン」をテーマにアンケートを実施してきました。ワインの飲用頻度は「月1回以上」という声が6割以上を数え、ビール、焼酎と並ぶ晩酌の常用酒として「ワイン」を選ばれる人が増えていることが明らかとなりました。また「(秋になるとワインの飲用頻度が)増える」という声も全体の4分の一以上を占め、特に気温が落ち着き、ボージョレ・ヌーヴォなどの新酒の時期も重なり、ワインの需要が一気に増える時期ともいえます。
今回の調査結果からワイン選びのポイントとして「味」「品種」を重視する声が目立ちましたが、これはある意味、ワインの楽しみ方を理解する上級者が増えた証ともいえるかもしれません。ひと昔前まではワインブームから、味よりも、まずはブランド、銘柄が話題になる雰囲気がありましたが、昨今ではカジュアルに飲める「デイリーワイン」と、特別な日に飲む「プチ贅沢ワイン」を上手に選び分ける人が増えているように感じます。
【調査概要】
調査対象:全国の20歳以上の男女
有効回答数:2,720人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2013年10月23日~10月29日
その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
【調査サマリー】
・6割近くが「月1回以上の頻度でワインを飲む」と回答-「毎日夕食前に」という声も
・4人に一人は「秋にワインの飲用頻度が増える」と回答-中には「ホットワイン派」も
・ワイン選びの条件は、銘柄やブランドよりも「味」「品種」を重視!
・「お薦めPOP」「スタッフのアドバイス」など、店頭情報が最終的な決め手に
・家飲みワインの相場は「1,500円以下」-誕生日・クリスマスなど「特別な日」は奮発
・4割以上が「ボージョレの飲用意向がある」と回答-家飲み、パーティー用に複数本購入も
【調査結果】
6割近くが「月1回以上の頻度でワインを飲む」と回答-「毎日夕食前に」という声も
日ごろ、どの位の頻度でワインを飲んでいるのでしょうか。「週1回以上は飲む」と回答した人は33.5%。さらに「月1回以上」という声も25.1%を数え、全体の6割近くの人びとが少なくとも「月1回以上」の頻度でワインを楽しんでいることが明らかとなりました。
4人に一人は「秋にワインの飲用頻度が増える」と回答-中には「ホットワイン派」も
6割近くが「月1回以上」の頻度でワインを飲んでいることが判りましたが、では 穏やかな秋を迎え、夏場などに比べてワインを飲む頻度は増えているのでしょうか。「(ワインの飲用頻度が)増える」と回答した人は27.2%。
また性別ではいかがでしょうか。「増える」という声も見てみると、男性回答では23.6%。一方、女性回答では男性よりも6%以上も高い31.0%を占めました。食とも密接に関係しているワインは、女性人気の高いお酒であることがうかがえます。
ワイン選びの条件は、銘柄やブランドよりも「味」「品種」を重視!
では、「家飲み」でワインを選ぶ際、店頭で重視するポイントとは一体何でしょうか。
最も回答が多かったのは「酸味や渋味、甘口や辛口など、味の表記を見て選ぶ」(44.1%)でした。同様5位にも「葡萄品種で選ぶようにしている(カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シャルドネなど)」(21.1%)が挙げられ、銘柄やブランドよりも、味や葡萄の品種から自分好みのワインを選び出すという人が大変多いことがうかがえます。
■自宅で飲むワインを選ぶ時のポイントは?
1 | 酸味や渋味、甘口や辛口など、味の表記を見て選ぶ | 44.1% |
2 | 料理によって赤、白、ロゼなどを買い分ける | 42.0% |
3 | 生産国(イタリア、フランス、アメリカなど) ・生産地区(ボルドー、ブルゴーニュなど)で選ぶ | 27.6% |
4 | 店舗で「お薦め」POPがついているものを選ぶ | 22.8% |
5 | 葡萄品種で選ぶようにしている (カベルネ・ソーヴィニヨン、メルロー、シャルドネなど) | 21.1% |
6 | よく売られているメジャーなワインを選ぶ | 16.2% |
7 | 国産ワインを選ぶ | 15.1% |
8 | ラベルの格好良いものを選ぶ | 12.5% |
9 | 店主・スタッフやソムリエにオススメを聞いて選ぶ | 11.0% |
9 | オーガニック(有機)など、体に良さそうなものを選ぶ | 11.0% |
「お薦めPOP」「スタッフのアドバイス」など、店頭情報が最終的な決め手に
そのほか、味や品質以外のポイントで目立ったのは、4位の「店舗で『お薦め』POPがついているものを選ぶ」(22.8%)。同様9位にも「店主・スタッフやソムリエにオススメを聞いて選ぶ」(11.0%)が挙げられました。種類・銘柄が豊富なワインは他のお酒よりも商品選びに迷うことも少なくなく、その場合はPOPから情報を得たり、売り場スタッフにアドバイスを求める人が多いようです。
家飲みワインの相場は「1,500円以下」-誕生日・クリスマスなど「特別な日」は奮発
家飲みワインの購入価格の目安はどの位でしょうか。「1,000~1,500円」という声が最も多く36.8%。さらに、「1,000円未満」という声も35.4%を数え、全体の7割以上の人びとが「1,500円以下」のリーズナブルな価格帯に集中。コストパフォーマンに優れたものを選ぶという声が多数寄せられました。いわば、家飲み用のデイリーワインでは、家計に優しく気取らずに飲める価格帯が選ばれていることがうかがえます。
4割以上が「ボージョレの飲用意向がある」と回答-家飲み、パーティー用に複数本購も
ここまでワイン全般のお話を聞いてきましたが、秋を代表するワインの祭典といえば、11月第3週木曜日のボージョレ・ヌーヴォです。今秋、皆さんはボージョレ・ヌーヴォを飲もうと考えているのでしょうか。
「必ず飲む」と回答した人は12.6%。さらに「飲みたい」という声も33.3%を数え、全体の4割以上の人びとが「今年のボージョレ・ヌーヴォの飲用意向を持っている」ことが明らかとなりました。
購入本数は、プライベート用とパーティー用に複数本を買い求める人が少なくありませんでした。
今回は穏やかな秋を迎え、「ワイン」をテーマにアンケートを実施してきました。ワインの飲用頻度は「月1回以上」という声が6割以上を数え、ビール、焼酎と並ぶ晩酌の常用酒として「ワイン」を選ばれる人が増えていることが明らかとなりました。また「(秋になるとワインの飲用頻度が)増える」という声も全体の4分の一以上を占め、特に気温が落ち着き、ボージョレ・ヌーヴォなどの新酒の時期も重なり、ワインの需要が一気に増える時期ともいえます。
今回の調査結果からワイン選びのポイントとして「味」「品種」を重視する声が目立ちましたが、これはある意味、ワインの楽しみ方を理解する上級者が増えた証ともいえるかもしれません。ひと昔前まではワインブームから、味よりも、まずはブランド、銘柄が話題になる雰囲気がありましたが、昨今ではカジュアルに飲める「デイリーワイン」と、特別な日に飲む「プチ贅沢ワイン」を上手に選び分ける人が増えているように感じます。
【調査概要】
調査対象:全国の20歳以上の男女
有効回答数:2,720人
調査方法:インターネット調査
調査期間:2013年10月23日~10月29日
その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ