20~30代の有職者男女「働く女性の職場での靴事情」に関する意識調査 

2013年11月11日
トレンド総研は、20~30代の有職者男女500名を対象に、「働く女性の職場での靴事情」に関する意識調査を行なった。

【調査結果】 「働く女性の仕事場での靴事情」に関する意識・実態調査

はじめに、仕事場に先輩女性がいる、後輩男女500名に対して、仕事場での先輩女性の靴事情についての意識調査をおこないました。本調査では、仕事場で後輩が先輩の靴に対して、どういった視点で見ているのか、そのポイントについて質問しています。調査結果からは、後輩男女の多くが先輩女性の足元をチェックしており、その評価が靴だけにとどまらず、人間的な評価にまで影響していることが分かりました。

◆4割がチェックしている先輩女性の靴…8割が「その人の印象を左右する」と回答

はじめに、「先輩女性のオフィスでのファッションは、その人の印象を左右すると思いますか?」と聞いたところ、81%と大多数が「思う」と回答。次に、「先輩女性の服や靴が気になることはありますか?」という質問に対しては、「服」(57%)は約6割、「靴」(40%)は約4割が「気になることがある」と回答しています。男女別に見ると、「服」に関しては男性の約5割、女性の約6割が、「靴」に関しては男性の約3割、女性の約5割が「気になることがある」と回答。

そこで、先輩女性の足元で気になる点について調査をした結果、「履いている靴が手入れされていない」(32%)、「ヒールで歩いているときの音が大きい」(31%)という回答が上位にあがりました。気になるシーンとしては、「階段を上がっているときや横を通り過ぎるとき。(25歳・男性)」、「更衣室や下足箱で会ったとき。(38歳・女性)」など、ふとした瞬間に気付くことが多く、そのため、見た目や音など、分かりやすいポイントが見られている傾向にあるようです。

◆“ダメ靴”の理由は気配り不足!?過半数がNG認定を出したのは「汚れ」と「ヒール」

さらに、オフィスでどのような「靴」が評価されるかについて、調査をすすめました。オフィスファッションとして適切か不適切かをいくつかの靴の種類で聞いたところ、半数以上が「サンダル」(58%)、「ブーツ」(51%)は「不適切」と感じているのに対して、73%の人が「適切」とOKを出したのは「パンプス」。「適切」である靴の次点としてあがった「フラットシューズ」(45%)と差がつく結果となりました。

ただし、「パンプス」のようなオフィス向きと言える靴でも、上述のように、手入れされていない状態では後輩からの評価は下がってしまうという調査結果も出ています。仕事にふさわしくない靴を“ダメ靴”と呼んだ場合、どのような状態が“ダメ靴”であると感じるかについて調査したところ、「全体的に汚れている靴」が85%とトップにあがり、僅差で「ヒールのかかと部分が潰れている靴」も、83%もの後輩から“ダメ靴”と判断されました。そのほか、「足にあっていない靴で歩き方が崩れている」(82%)、「ヒールの音がうるさい」(69%)、「厚底である」(67%)と続き、靴の見た目だけでなく履き方も見られている傾向にあるようです。

◆“ダメ靴”の先輩は「女性として残念」「尊敬できない」・・・シビアな後輩評価が浮き彫りに

このような“ダメ靴”は、男女ともに後輩の81%が「イメージダウンになる」と感じている結果も出ています。具体的なイメージダウンとして最も多かったのは「がさつな人だと感じる」の75%。次いで71%が「仕事はできても女性としては残念だと感じる」、それ以外では、それぞれ6割以上が「だらしないと感じる」(68%)、「幻滅・がっかりする」(64%)と回答しており、シビアな評価が浮き彫りに。さらに、約3人に1人は「尊敬できなくなる」(30%)とまで感じているようです。 先輩の“ダメ靴”にまつわるエピソードとしては、「憧れの先輩の靴のヒールがボロボロでガッカリした。(32歳・女性)」、「黒のパンプスが白っぽくなっていたのを見たとき、大人の女性としてマナー違反であると感じた。(35歳・男性)」などがあげられ、本人は気付いていない細かい部分まで、後輩からは見られていることが分かる結果となりました。

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