シニア世代の食品購入トレンド継続調査6回目 

2013年07月29日
ドゥ・ハウスの聞く技術研究所は、シニア世代の食品購入トレンド継続調査6回目を実施した。シニア世代を対象に食品購入時の重視点と、2~3ヵ月後の食料品購入予測を継続的に聴取することでトレンドを把握し、マーケティング施策の一助とする。

【調査結果】

■生鮮食品購入時の重視点

・『65~69歳』の重視点をみると、最も割合が高いのは「鮮度のよさ」の91.0%。次いで、「季節感があること・旬の食材であること」「国産品であること」68.0%、「価格の安さ」50.0%が続く。第5回調査と比べて、「価格の安さ」の割合が増加しており、「その日の食卓で消費すると思う食材であること」の割合が減少している

・『70歳以上』の重視点をみると、最も割合が高いのは「鮮度のよさ」の87.0%。次いで、「季節感があること・旬の食材であること」65.0%、「国産品であること」59.0%が続く

■加工食品購入時の重視点

・『65~69歳』の重視点をみると、最も割合が高いのは「製造年月日・消費期限」の78.0%。次いで、「国産品であること」58.0%、「添加物や農薬を使っていないこと」45.0%が続く。第5回調査と比べて、「国産品であること」「健康によいとされる食材を使っていること」の割合が減少している

・『70歳以上』の重視点をみると、最も割合が高いのは「製造年月日・消費期限」の78.6%。次いで、「国産品であること」59.2%、「健康によいとされる食材を使っていること」48.0%が続く

■飲料購入時の重視点

・『65~69歳』の重視点をみると、最も割合が高いのは「製造年月日・消費期限」の50.5%。次いで、「価格の安さ」47.4%、「国産品であること」40.0%が続く

・『70歳以上』の重視点をみると、最も割合が高いのは「製造年月日・消費期限」の64.6%。次いで、「一流メーカー品であること」43.8%、「国産品であること」42.7%が続く。第5回調査と比べて、「添加物や人工甘味料を使っていないこと」の割合が増加している

■2~3ヵ月後の食料品購入時の支出の増減

・『65~69歳』をみると、「増える」10.0%、「減る」9.0%となっており、増減率は1.0%
・『70歳以上』をみると、「増える」11.0%、「減る」6.0%となっており、増減率は5.0%
・「増えると思う理由」をみると「物価高騰が予想されるから」という声が多くあがっている
・「減ると思う理由」を見ると、「消費税増税に備えて節約したいから」という声が多くあがっている


【調査概要】
調査対象 :65歳以上の女性
サンプル数 :65~69歳|100s/70歳以上|100s
調査期間 :2013年6月28日(金)~2013年7月2日(火)
調査機関 :株式会社ドゥ・ハウス
調査手法 :インターネットリサーチ(myアンケート)

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[聞く技術研究所]
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