動画教材の利用に関する意識調査と動画教材の学習効果検証 

2013年11月18日
eラーニング戦略研究所は、全国の20歳以上の男女100名を対象に、動画教材の利用に関するアンケート調査と、2種類の動画教材による学習効果検証を実施しました。

【アンケート結果から見るポイント】

■動画活用学習の満足度は86.4%!
■「わかりやすい」「何度でも繰り返し見られる」「自分のペースで学べる」動画教材に高い評価

■「動画教材自体が少ない」が40%、学習者の需要・ニーズに応えられていない可能性も
■学習者一人ひとりにあった学習内容、テスト、マイページの提供やカスタマイズ機能が今後のカギ

■約4人に3人が「理解しやすい」「記憶に残る」「やる気になる」「人に勧めたい」と回答
■字幕やテスト機能、重要ポイント表示などを搭載した“教育アクション付き動画教材”に注目

調査の結果、動画教材を使った学習経験者の満足度は86.4%と非常に高く、動画教材のわかりやすさや学習効果が高く評価されていることが明らかとなりました。一方で「細かい部分が見えにくい(50代女性)」「画像と声が流れるだけで印象に残る仕組みがなかった(40代男性)」「学習したい内容とマッチしたものを見つけることが出来なかった(30代女性)」といった意見もあり、学習内容に沿った映像の見せ方や、より印象に残る工夫などの面において改善の余地があると言えそうです。また、学習内容によっては良質な動画教材自体がないなど、学習者の需要・ニーズに応えられていない可能性も考えられます。

また、 同じ講義映像を元とした2種類の動画教材による学習効果検証を行った結果、映像のみの動画教材に比べ、字幕やミニテスト、重要ポイントの表示、メモ・タイムライン機能などを搭載した“教育アクション付き”動画教材の方がより学習効果が高いことが明らかとなりました。

本調査ではそのほか、動画教材の利用経験者に聞いた実際の学習内容や学習状況、学習者が考える動画活用学習のメリット・デメリットなどが明らかとなり、動画教材の利用実態と今後の動向が注目される結果となっています。


【調査概要】
調査期間:2013年10月7日(月)~10月8日(火)
調査方法:Webアンケート方式
調査対象:全国の20 歳以上の男女 計100名
性別内訳:男性50名(50%)、女性50名(50%)
年代別内訳:20~29歳 6名(6%)、30~39歳 20名(20%)、40~49歳 35名(35%)、50~59歳 24名(24%)、60~69歳 13名(13%)、70~79歳 1名(1%)、 80~89歳 1名(1%)

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[eラーニング戦略研究所]
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