年賀状に関する世代比較調査 

2013年12月18日
マーケティングリサーチを行うネオマーケティングは、男女 15歳~69歳 600 人を対象に「年賀状の送り方・もらい方」をテーマにしたインターネットリサーチを実施。近年では、年賀状を作成するアプリケーションや、SNS を利用したメッセージなど様々な方法での年始のあいさつを行えるようになりました。そこで、年賀状をどのような方法で出したいか、もらってうれしい年賀状はどんな年賀状かなどをお聞きしました。

【調査結果】

■「年賀状の送り方」世代別ランキング
 “年賀状はハガキで”という回答が多数。「メール、メッセージ」は若年層のみに浸透。20 代トップは「年賀状を出さない」。


2013 年に 2014 年の年賀状をどのような方法で出したいかお聞きしたところ、全年代で最も多かった回答は「手書きのハガキ」40.8%となりました。またメールや SNS などでのメッセージは全体で 2 位となっているものの、10代、20代がその割合を多く占めるようです。世代により年賀状の送り方が変わることが分かりましたが、20代のトップは「年賀状を出さない」となりました。

■年賀状の送り方を世代・男女別で分析
 アナログもデジタル使う 40代女性。20代男性の半数は「出さない」


性年代別で比較をしてみると、「手書きのハガキ」が最も多いのは、40代女性、次いで 30代女性と、予想していた 50、60代よりも多いことが分かりました。また、メール、メッセージでは、10 代女性、10代男性、20代女性に続き 40代女性が4位にランクインするなど、用途によってアナログからデジタルまで使いこなす 40代女性の姿を垣間見ることができました。また、20 代男性の約半数(48.0%)が年賀状を出す予定がないことが分かりました。

■「年賀状の嬉しいもらい方」世代別ランキング
 全世代 1 位は「手書きのはがき」。ただ、20代の 2 位は「年賀状は嬉しくない」


もらって嬉しい年賀状1位は全世代ともに 74.3%で「手書きのハガキ」という結果になりました。次いで「印刷したハガキ」21.5%、「メール、メッセージ」18.5%という結果になっています。多くの年代で同じ結果になっている中、20 代では 2 位が「年賀状はうれしくない」となりました。

■年賀状の嬉しいもらい方を世代・男女別で分析
 20代男性4割以上「年賀状は嬉しくない」

性年代別で比較をしてみると、20代の男性の4割以上が「年賀状は嬉しくない」と回答しました。また、男女で比較をすると、女性の方は「年賀状はうれしくない」以外すべての項目で男性より多い結果となっており、男性よりも女性の方が「年賀状」をうれしいと思うようです。また、送り方と嬉しいもらい方を比べると、「もらって最も嬉しいのは手書きのハガキ」と回答しながらも、実際は「印刷したハガキで送っている」ことが多いのも分かりました。

■「年賀状の送付数」 世代・男女別平均送付数を分析
 送付数最多は、50代男性。20代男性は送付数でも断トツ少ない。


年賀状の送付予定枚数をお聞きしたところ、全体の平均では 48.3 通となりました。男女で比較をしてみると 20代のみが男性より女性が多く送付する予定という結果になっていますが、その他の世代で女性よりも男性が多く年賀上を出すことがわかりました。最も年賀状を送付する予定が少ないのは 20代男性の 16.6%、最も送付する予定が多いのは 50代男性の 76.8 通となっています。


【調査概要】
・調査の方法:株式会社ネオマーケティングが運営するアンケートサイト「アイリサーチ」のシステムを利用した WEB アンケート方式で実施
・調査の対象:アイリサーチ登録モニターのうち、全国の男女・15 歳~69 歳を対象に実施
・有効回答数:600 人
(15~19歳男女:50 人ずつ/20 歳~29歳男女:50 人ずつ/20歳~29歳/30~39歳男女:50 人ずつ/40~49歳男女:50 人ずつ/50~59歳男女:50 人ずつ/60~69歳男女:50 人ずつ均等割り付け)
・調査実施日:2013 年 12 月 10 日(火)~2013 年 12 月 11 日(水)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ネオマーケティング]
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