「転職の実態」調査(キャリアコンサルタントへの調査) 

2013年12月16日
インテリジェンスが運営する転職サービス「DODA(デューダ)」は、転職活動でよくある誤解や失敗理由について、調査を行いました。本調査は、DODAにて転職希望者へのカウンセリングを行う「キャリアコンサルタント」、企業向けの採用支援を行う「リクルーティングアドバイザー」300人に対して行ったもので、自社としては初の調査発表となります。

【調査結果概要】

転職活動をはじめる人によくある“誤解”や“思い込み” ~ 「資格やスキルが有効」は都市伝説?

1位は「資格やスキルを身につければ有利になる」、2位は「自分にはアピールできる強みがない」でした。 転職活動は、一番に「これまでどんな仕事をしてきたか」が問われるものです。資格や高いスキルを持つものの実務経験がない“ペーパーライセンス”は転職活動では有利になりません。また「何もアピールできない」と自信を持たない方もいますが、これも思い込み。「こんな仕事は誰でもできる」と思い込んでいることが、実は強力なアピールとなることは少なくありません。

1位「資格やスキルを身につければ有利になる」 56.9%
2位「自分にはアピールできる強みがない」 39.5%
3位「第二新卒は新卒同様に未経験の仕事に就ける」33.7%
4位「退職して集中的に転職活動したほうがよい」33.3%
5位「転職活動を始めたら転職しなければならない」31.4%

面接で失敗する理由 ~ 一次では「基礎的な能力」、二次は「経験・強み」 最終は「熱意・キャリアプラン」重視


よく聞く「NG理由」は、一次面接の1位は「質問の意図と違うことを話す」(55%)。最終面接でもNG理由の1位に。転職活動中の個人にはほぼ知らされることのないNG理由の実態が明らかになりました。

■一次面接(人事部門)
1位「質問の意図と違うことを話す」55.2%
2位「応募企業のことを調べていない、理解が浅い」40.5%
3位「どうしても入社したいという熱意を感じない」33.0%%
4位「話が長い」30.4%
5位「経験やスキルが即戦力として活かせない」30.4%

■二次面接(配属先)
1位「どうしても入社したいという熱意を感じない」51.6%
2位「経験やスキルが即戦力として活かせない」49.0%
3位「質問の意図と違うことを話す」47.4%
4位「強みやアピールポイントが曖昧」31.0%
5位「応募企業のことを調べていない、理解が浅い」29.1%

■最終面接(役員)
1位「質問の意図と違うことを話す」69.3%
2位「どうしても入社したいという熱意を感じない」69.0%
3位「中長期的なキャリアプランがない」29.7%
4位「応募企業のことを調べていない、理解が浅い」20.9%
5位「経験やスキルが即戦力として活かせない」14.1%


【調査概要】
調査期間:2013年11月5日(火)~11月11日(月)
調査対象:DODA転職支援サービスにて、キャリアコンサルタントもしくはリクルーティングアドバイザーに従事する男女306人

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