2013年の「元気をもらった出来事・人物」に関する調査 

2013年12月26日
アサヒグループホールディングスの、アサヒグループホールディングスお客様生活文化研究所は、12月11日(水)~12月17日(火)にインターネットで、2013年の「元気をもらった出来事・人物」に関する調査を実施し、2,143人の有効回答を得ました。

【調査結果】

■2013年の「元気をもらったニュース」は?(選択肢・複数回答)
1位:2020年、東京オリンピック・パラリンピック招致決定(48.7%)
2位:楽天・球団創設9年目で日本シリーズ初優勝-仙台でパレードも(36.1%)
3位:楽天・田中将大投手が24連勝で新記録樹立-タイトルを総なめ(34.2%)
4位:世界遺産登録で富士登山の人気高まる(16.1%)
5位:「じぇじぇじぇ」、NHK朝の連続テレビ小説「あまちゃん」ブーム(15.5%)
6位:「やられたらやり返す。倍返しだ!」TBSドラマ「半沢直樹」が高視聴率(15.4%)
7位:「くまもん」「ふなっしー」など、ご当地ゆるきゃらブーム(14.2%)
8位:浅田真央選手、ソチ五輪に向け完全復活(13.0%)
9位:アベノミクス効果で株高・円安、景気復調の兆し(12.1%)
10位:W国民栄誉賞、長嶋茂雄さん&松井秀喜さん(9.2%)

■2013年を象徴する顔は?(自由記入)
1位:田中将大さん(37.8%)
2位:三浦雄一郎さん(7.3%)
3位:浅田真央さん(6.9%)
4位:ふなっしー(6.6%)
5位:堺雅人さん/半沢直樹(6.0%)
6位:能年玲奈さん/あまちゃん(5.2%)
7位:安倍晋三さん(2.6%)
7位:林修さん(2.6%)
9位:ポール・マッカートニーさん(2.5%)
10位:上原浩治さん(2.2%)
10位:長嶋茂雄さん(2.2%)

【調査結果詳細】

Q.2013年「元気をもらったニュース」は?(複数回答 n=2,143)
 ⇒二人に一人が2020年東京五輪の招致-国民の自信と経済復活に期待

「2013年の明るいニュース」の1位は、「2020年、東京オリンピック・パラリンピック招致決定!」(48.7%)でした。「日本中が湧き上がるのがわかりました。やっぱりオリンピックすごい」(女性30代)、「とにかく、決まった瞬間は鳥肌が立ちました!」(女性40代)など、最後まで予断を許さない展開となった招致合戦の中、最終的に「Tokyo」と読み上げられた瞬間に歓喜したという声。1964年以来56年ぶりの東京での開催決定は今年一番のニュースであったことがうかがえます。

2位は「楽天・球団創設9年目で日本シリーズ初優勝-仙台でパレードも」(36.1%)。「あの弱かった楽天が優勝するまでに成長した姿に元気をもらった」(女性40代)など、東北のプロ球団初の快挙に惜しみない拍手が贈られました。
 3位は、「田中投手が無敗でシーズンを終えるなんて、誰が予測したでしょうか。本当にすばらしい」(男性50代)と「楽天・田中将大投手が24連勝で新記録樹立-タイトルを総なめ」(34.2%)が挙げられました。
また、1位と2位のニュースは、オリンピックの開催地は東京、楽天の本拠地は宮城県ですが、全国各地からの票数が集まり日本全体が盛り上がったニュースであることがわかりました。

Q.2013年を象徴する顔は?(単回答 n=756)
 ⇒4割近くの方が「田中将大」投手を選ぶ。また、ゆるきゃらやドラマの主人公もランクイン。

今年を彩る「2013年の顔」といえば、1位は「田中将大投手(楽天)」(37.8%)でした。「マー君の実力、意志の強さなどを感じ、心からすごいと思いました」(女性30代)、「100年は抜けないでしょ。この記録は!」(男性40代)など、シーズン通して無敗で終えた楽天・マー君の球史に残る大記録に、興奮と感動を覚えたという声。野球ファン以外の支持も目立ち、見事に「2013年の顔」に選ばれました。
2位は「三浦雄一郎さん」(7.3%)。「80歳と言う年齢でのエベレストへの挑戦は、これから老人大国に向かっている私たちへのメッセージだと思う。私も退職して退屈を感じていましたが、将来への体力づくりのため、スポーツを始めました」(女性60代)、「人は年齢に関係なく、チャレンジできることを教えてもらった」(女性40代)など、高齢化社会に向かう日本社会の中で、80歳でのエベレスト登頂を成功させた三浦さんの挑戦は、幾つになっても夢を諦めずにやり遂げる大切さを改めて教えてくれました。
3位には、2013年元気をもらったニュース8位にランクインした「浅田真央さん」(6.9%)が選ばれ、「浅田真央選手の演技は他の選手とは別格。ソチでは全てを出し尽くして満足いく演技をして欲しい」(男性40代)と来年2014年2月に開催されるソチオリンピックへの期待も見られました。 4位は千葉県船橋市の非公認キャラクター「ふなっしー」(6.6%)でした。「ものすごくパワフルで会話も切替しが上手いし、見ていて元気をもらえます」(女性50代)と全国の人々を笑顔にする活躍を見せました。
また、5位には「堺雅人さん(半沢直樹)」(6.0%)、6位には「能年玲奈さん(あまちゃん)」(5.2%)が続き、「何事も出来ないことはない、(半沢直樹を通じて)必ず道が開けることを証明してくれたから」(男性40代)、「毎朝、(あまちゃんを)観るたびにハラハラしたり感動したり笑ったり…。今ではテレビに、能年ちゃんが出ているだけで元気がもらえる」(女性30代)など、人気ドラマの主役を演じた俳優を支持する声が目立ちました。役柄のイメージを重ね合わせるケースも多く、ドラマ終了後もその俳優に親しみを持って応援し続ける人が案外多いようです。

Q.2013年の自己採点(100点満点)は?(単回答 n=2,043)
 ⇒今年の自己採点は「59.0点」-満足のいく一年ではなかったが、ギリギリ及第点

2013年の自己採点(100点満点)を行ったところ、合計を回答人数で割った平均点は「59.0点」でした。「特別、問題のある1年ではなかったので合格点。でも、懐具合の寂しさはややマイナス点」(58点/男性70代)、「仕事は頑張れたが、英語の勉強を怠けてしまった。また家族サービスはまるで出来ていなかった」(50点/男性40代)など、最も回答が多かったのは「50~59点」(21.3%)。決して満足のいく一年ではなかったものの、決定的な悪い点もなく、ギリギリ及第点と感じている人が案外多いようです。
さらに「育児に力を注げたと思う。マイナス25点は体重が増え、『ダイエットする!』と宣言したのに昨年と変わらない現状」(75点/女性40代)、「前半は病気ばかりしていい年明けではありませんでしたが、秋には60年に1度の遷宮を迎えた『出雲大社』へ参拝でき、ご利益とパワーをたくさんいただいた。なので、総じて80点くらい」(80点/女性40代)など、「70点以上」(43.8%)の点数も全体の4割以上を占め、仕事やプライベートにおける自身の頑張りをプラス評価する声が目立ちました。中には「今年、結婚しました。実家への挨拶や結納、入籍、さらに新居への引越などとても忙しい一年でしたが、すべてつつがなく終えることができ、100点満点だなと思っている」(100点/女性20代)など、バラ色の一年であったと自画自賛の「100点」(4.2%)を付けた人もいました。


【調査概要】
調査対象:全国の20歳以上の男女人(有効回答数、男性1,103人、女性1,040人)
調査方法:インターネット
調査期間:2013年12月11日(水) ~ 12月17日(火)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[アサヒグループホールディングス]
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