新大人研レポートⅩⅠ ”新しい大人世代“の社会性に関する意識調査 

2013年11月28日
「博報堂 新しい大人文化研究所」は、全国40~60代男女に対する調査を実施し、「新大人研レポートⅩⅠ いま高齢社会は“新しい大人社会”へと大きく変化④」としてまとめた。レポートその④は、「社会性」です。

いま40~60代生活者が「日本の高齢社会を大きく転換」しようとしています。会社は退職しても社会はリタイアしない人たちが増えています。「博報堂 新しい大人文化研究所」は、これらの世代を総称して“新しい大人世代”と名付け、調査研究を行っている。

【調査結果】

従来の高齢者といえば、社会でも家庭でもいたわるべきお年寄りであり者というイメージがありました。実際、介護も社会保障もいかに高齢者をケアするかという視点で組み立てられています。それはそれで必要不可欠なことではありますがしい大人世代に「社会との関わり」を持とうとする意識が台頭し思う“社会に貢献するエルダー”へと変化してきた姿が見えてきました。

消費に関しても「社会性」を強く意識しています。今後買いたいクルマ(車種)のブリッド車。リフォーム・住み替え後に変えた/変えたい住環境では、1位に太陽光などの自家発電を取り入れたいと回答、エコに貢献したいという意識が伺えます。

従来の高齢者から、生産も消費にも意欲的で、社会に寄与したいというマインドがはっきりしている「自ら社会に何らかの貢献をして行くエルダー」への変化は、まさに高齢社会そのものが変わる兆です。40~60代が概ね、その傾向にあるため、これが一過性のものでなく、今後、少なくとも20年は続き、高齢社会全体を大きく変えて行くと見られます。


【調査概要】
・調査主体:博報堂 エルダーナレッジ開発 新しい大人文化研究所
・調査対象:40~60代男女
・調査主要:インターネット調査
・調査エリア:首都圏(1都3県)+中小都市(首都圏および政令指定都市、岩手県・宮城県・福島県を除く) ※首都圏以外の政令指定都市、札幌市、仙台市、新潟市、静岡市、浜松市、名古屋市、京都市、大阪市、堺市、神戸市、広島市、北九州市、福岡市
・調査:サンプル数:2700名、実査:2012年12月

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[博報堂]
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