糖尿病治療薬に関する調査 

2013年12月02日
楽天リサーチは、糖尿病治療薬に関するインターネット調査を実施しました。今回の調査は、2013年11月5日から11月7日の3日間、楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)の中から、全国の20代~60代の男女1,000人を対象に行いました。

【調査結果】

■1型、2型共に治療薬は「DPP4」の使用が突出。

まず初めに、新規治療薬の使用状況を聞いたところ、DPP4は1型患者の13.2%、2型患者の45.4%で使用されており、GLP1、配合剤に比べ市場への浸透状況が突出していることが分かった。

続いて、糖尿病の治療期間について聞いたところ、糖尿病治療開始からの期間は平均で4.9年、薬剤別で見ると、「インスリン患者」は平均5.4年で、全体と比べて「5年以上」の治療期間の割合が高い傾向にあった。また、「非インスリン患者」では、「DPP4のみ利用」している患者は平均3.7年でもっとも短いという結果となった。

■「処方されたくすり、次の通院まで余っている」は約半数。

くすりの余り状況については、処方されたくすりが、次の通院までに余っているケースは全体で半数近い46%であった。治療薬別に見ると、新規治療薬であるDPP4と、インスリン以外の他の薬剤ではくすりが余っている状況に差はみられなかった。

続いて、くすりが余る理由について聞いたところ、「インスリン患者」は「予備として多めにもらっている」(44%)という回答が多く、「非インスリン患者」だと「服薬し忘れることがある」(73%)が多い結果となった。くすりが余る理由に「インスリン患者」と「非インスリン患者」で違いがみられた。


【調査概要】
調査エリア:全国
調査対象者:20歳~69歳 男女
回収サンプル数:1,000サンプル
調査期間:2013年11月5日から11月7日
調査実施機関:楽天リサ-チ株式会社

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[楽天リサーチ]
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