シニア層の孫へのプレゼントに関する調査 

2013年12月19日
リクルートライフスタイルに設置された出産・妊娠に関する調査・研究機関「赤すぐ総研」と、シニア向け宿泊予約サービスを提供する「ゆこゆこ」は、“孫消費”が活発と言われるシニア層の孫へのプレゼントに関するアンケートを実施。

【主な調査結果】

[孫へのプレゼントの相場価格]
ほぼ全員がプレゼント経験あり。少子化の影響か、4割弱は孫が1歳になるまでに5万円以上を使用と回答。男性よりも女性、孫と離れて暮らしている人ほど、プレゼントの金額は上がる傾向に。

[購入したことのある商品]
1位は「おもちゃ、2位「絵本・知育商材」、3位「ベビー用お洋服(5,000円以上)」。
孫が1~5歳の層で「おもちゃ」の割合が突出。孫と同居している層では布団や家具用品などが高め。

[プレゼントの購入場所]
「ショッピングモール」が半数以上。次いで「百貨店」、「通販(カタログ、ネット)」。
孫の年齢が上がるほど「ショッピングモール」の利用率が上がる傾向。孫の年齢が0歳、1歳などまだ小さい人や、別居(遠居)している人では「通販(カタログ、ネット)」の使用率が1割以上と高め。

[プレゼントの相談相手と困ったこと]
相談相手として最も多いのは「自分の娘(孫の母)」。
先方(親)の意向を尊重する傾向は強く、核家族化も影響しているのか具体的に困ったことは「サイズや好みがわからない」「ほしいものがわからない、判断に迷う、決められない」などが上位に。

【調査結果詳細】

孫へのプレゼント総額【1歳までにプレゼントした総額】

●ほぼ全数に近い人が、孫へプレゼントをしたことがあると回答。孫が1歳になるまでの祖父母からのプレゼント総額は、5万円以上と回答した人が4割弱。
●女性ほど総額が高くなる傾向があり、「10万円以上」が突出。
●孫と離れて住んでいる人ほどプレゼントの総額が高くなる傾向あり。

○妊娠中から孫が1歳になるまでにプレゼントした総額は、全体で「10万円以上」が最も高く22%、次いで「5万円以上10万円未満」が16%で続く。あわせて4割弱が5万円以上という結果であった。なお、「プレゼントはしていない」と回答した人は3%にとどまり、ほぼ全数に近い人がプレゼントの経験があると回答している。

○属性別にみると、女性では総額が高い傾向にあり、「10万円以上」の割合は35%、「5万円以上10万円未満」(19%)をあわせると53%が5万円以上をかけている。また、孫との同居別にみると、別居(遠居)、別居(近居)、同居の順に総額が高くなり、孫と離れているほどプレゼントへの金額が上がる傾向がみられた。


孫へのプレゼント総額【この1年間でプレゼントした総額】 ※孫が1歳以上の人数はn=852

●孫が1歳を過ぎてからの1年間のプレゼント総額は、3~5万円が相場
●50代では1万円未満の低価格帯と10万円以上の高価格帯との分散が大きい。60代以上になると1~5万円が相場になる。

○孫が1歳以上の人に対し、この1年間で孫にプレゼントした総額を尋ねた。全体では「1万円以上2万円未満」が20%と最も高く、次いで「2万円以上3万円未満」(14%)、「3万円以上5万円未満」(14%)が続き、1万円から3万円が相場。

○属性別にみると、女性は「10万円以上」が2割弱を占めるなど、総額が男性よりも高い傾向。年代別では、50代は低価格帯(1万円未満)と高価格帯(10万円以上)の分散が大きく二極化。60代以上は1万円から5万円がほぼボリュームゾーン。孫の年齢別では、1~2歳では5万円以上の高価格帯が高いが、3歳以上になると1万年から5万円がボリュームゾーンになる。


孫へのプレゼントで購入したことのある商品

●「おもちゃ」が1位で突出。次いで「絵本・知育商材」「ベビー用お洋服(5,000円以上)」「雛人形や兜などの節句もの」が続く。
●孫の年齢が1~5歳の層で「おもちゃ」が8割以上と突出。
●孫と同居している層では布団や家具用品などの購入率が高い。

○孫へのプレゼントで購入経験のあるものを尋ねた。もっとも高いのは「おもちゃ」で76%と突出している。次いで「絵本・知育商材」(55%)、「ベビー用お洋服(5,000円以上)」(50%)、「雛人形や兜などの節句もの」(42%)が続く。

○性別にみると、女性では「絵本・知育商材」や「おむつ・おしりふき・ミルク・離乳食品などの消耗品」など実用的なものが特に高い傾向。孫の年齢別では「おもちゃ」は1歳から5歳で8割を超えている。孫との同居別では、同居している人では「ベビー布団、布団セット」「ベビー用家具・収納」などの家具用品が特に高い。


孫へのプレゼントの購入場所

●「ショッピングモール」が55%と半数以上。次いで「百貨店」(22%)、「通販(カタログ、ネット)」(9%)。
●孫の年齢が0歳、1歳の層では「通販(カタログ、ネット)」の使用率が1割以上と高め。孫の年齢が上がるほど「ショッピングモール」の利用率が上がる傾向。
●孫と別居(遠居)している層では「通販(カタログ、ネット)」の使用率が1割強と高い。

○孫へのプレゼントの購入場所は、「ショッピングモール」が55%と半数以上を占めている。次いで「百貨店」が22%、「通販(カタログ、ネット)」が9%で続く。

○年代別にみると、50代から70代では年齢が上がるにつれて「百貨店」の割合が高くなる傾向。0歳、1歳では「通販(カタログ、ネット)」の利用率が1割以上と高め。孫の年齢別では、年齢が上がるほど「ショッピングモール」の使用率が高くなる。また孫との同居別では、同居では「ショッピングモール」が6割強と高い傾向。一方別居層のうち遠居では、「通販(カタログ、ネット)」の割合が1割を超える。


孫へのプレゼントで相談することが多い相手

●相談相手として最も多いのは「自分の娘(孫の母)」。特に女性でその傾向が強い。
●孫と同居している人では「嫁(孫の母)」が最も高い。

○相談相手として最も高かったのは「自分の娘(孫の母)」で39%。次いで「嫁(孫の母)」が20%、「妻(孫の祖母)」が19%。

○女性は「自分の娘」が特に高く、半数程度。孫との同居別にみると、同居している人では「嫁(孫の母)」が最も高く、37%。



【調査概要】
調査期間:2013年11月1日~11月8日
調査対象:ゆこゆこネットメールマガジン会員
調査方法:メールマガジン会員向けインターネット調査
有効回答件数:3,289人
集計対象数:上記のうち、孫がいる人1,040人

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