新大人研レポートⅩⅢ ”新しい大人世代“の住に関する意識調査  

2014年02月04日
「博報堂 新しい大人文化研究所」は、全国40~60代男女に対する調査を実施し、「新大人研レポートⅩⅢ いま高齢社会は“新しい大人社会”へと大きく変化⑥」としてまとめた。レポートその⑥は、「住」です。

いま40~60代生活者が「日本の高齢社会を大きく転換」しようとしています。会社は退職しても社会はリタイアしない人たちが増えています。「博報堂 新しい大人文化研究所」は、これらの世代を総称して“新しい大人世代”と名付け、調査研究を行っている。

【調査結果】

人生で最も大きな買い物といえる「住宅」。これまでの高齢者は、老後生活に向けた住居の改善を目的に、老朽化した箇所の修繕や手すりを付けるといった単純な改修を行うのが一般的なイメージでした。

このたびの調査結果では、生活の多様化に伴い、エルダー世代の意識に「静かな余生」という概念ではなく、「ライフスタイルを創造」したいという欲求が起きていることが見えてきました。この変化は、団塊の世代がリタイアしたことで起こっていると思われます。また、創造の実現には「住環境」を整えることが重要な要素のひとつと捉えていることもわかりました。

“エコを意識した太陽光発電の設置”“家族と会話を楽しむためのリビング”など、如何に生活を便利で快適で豊かなものにするか、社会貢献も含め、意志と目的を明確に持ち、自分なりの「ライフスタイルを創る新しい大人」へと変化しています。これらは、まさに高齢社会そのものが変わる兆です。40-60代が概ね、その傾向にあるため、これが一過性のものでなく、今後、少なくとも20年は続き、高齢社会全体を大きく変えて行くと見られます。

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[博報堂]
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