2014年、今年こそ見直したいものに関する調査 

2014年02月05日
ライフネット生命は20~59歳の男女を対象に、「2014年、今年こそ見直したいものに関する調査」をモバイルリサーチ(携帯電話によるインターネットリサーチ)で実施、1,000名の有効回答を集計。

【調査サマリー】

■消費税が8%になる今年、どうする?家計のやりくり
・世の中の声。「消費増税が怖いから…、今より月1万円節約したい」
・“耐え忍ぶ節約”に終わりなし!?増税を前に見直して節約できそうなものは?
  1位「外食・飲み会費」 2位「娯楽費」 3位「家庭の食費」
・“我慢なしでできる節約”は見直し対象外!?
  人生で2番目に高い買い物、生命保険の「保険料」は、「見直せないと思う」が9割

■増税決定後に始めた家計の対策は!?
・我慢なしでできる節約 「LED電球」「節電家電へ買い替え」
・日々耐え忍ぶ節約 「休日はなるべく家で過ごす」「トイレの水を風呂の残り湯でカバー」
・「増税分余計に働く」といった意見も!

■毎月のお小遣いは足りていますか?
・「今よりもお小遣いを増やしたい」6割、「1万円以下でも増えれば嬉しい」3割
・増えたお小遣いの使い道 「豪華な食事」「毎月小旅行へ行く」

■もしも、生まれ持ったカラダを見直せるなら?
・男女ともに1位「お腹」、2位には「歯」がランクイン
・目指せ脚線美?女性が見直したいパーツ上位に「足」や「おしり」

■もしも、人生を見直せるなら?
・「学生生活をやり直したい」4割強
・熟年夫婦はご注意を!50代女性の4割が「結婚相手を見直したい」
・会社員の3人に1人は「就職先を見直したい」

【調査結果】

■消費税が8%になる今年、どうする?家計のやりくり
・世の中の声。「消費増税が怖いから…、今より月1万円節約したい」
・“耐え忍ぶ節約”に終わりなし!?増税を前に見直して節約できそうなものは?
  1位「外食・飲み会費」 2位「娯楽費」 3位「家庭の食費」
・“我慢なしでできる節約”は見直し対象外!?
 人生で2番目に高い買い物、生命保険の「保険料」は、「見直せないと思う」が9割

2014年4月の消費増税が決定し、家計への負担増が懸念されます。これを機に、さまざまな出費を見直すという方もいるのではないでしょうか。そこで、消費増税に向けて、家計をやりくりして今より月にいくら節約したいかを聞いたところ、「9,999円以下」が4割半(45.1%)、「10,000円~19,999円」が3割半(36.7%)となり、平均は10,076円となりました。

では、見直しの対象となるのはどのような費目なのでしょうか。
消費増税前までに見直して節約できる(削れる)と思うものを聞いたところ、「外食・飲み会費」が7割(68.8%)でもっとも高くなりました。次いで「旅行などの娯楽費」(47.0%)、「家庭の食費」(46.2%)、「水道光熱費」(35.8%)となりました。

一方で、1世帯あたりの年間払込保険料が平均41.6万円*1、人生で2番目に高い買い物ともいわれる生命保険の「保険料」を見直して節約できると答えた人はわずか1割(11.2%)と、9割の人が「見直せないと思う」という結果になりました。人生で最も高い買い物といわれる住宅購入に関連する「家賃(住宅ローン)」(3.4%)も低い結果となっています。

保険料や住宅ローンといった固定費は、一度見直すだけで生活レベルを変えずに持続的な節約が見込める可能性もあるものですが、調査結果では、飲食や娯楽、水道光熱費など、日々少しずつの我慢で節約できるものから実行していこう、と考えている人が多いようです。
*1 生命保険文化センター平成24年度「生命保険に関する全国実態調査」

■増税決定後に始めた家計の対策は!?
・我慢なしでできる節約 「LED電球」「節電家電へ買い替え」
・日々耐え忍ぶ節約 「休日はなるべく家で過ごす」「トイレの水を風呂の残り湯でカバー」
・「増税分余計に働く」といった意見も!

では、消費税8%への増税が決定した後、どのような節約や見直しを始めているのでしょうか。自由回答ですでに始めている節約や見直しの具体的な行動を聞いたところ、さまざまな意見が寄せられました。
まず、「節電家電品への買い替え。電気代や水道代など光熱費のプランの見直し」(30代女性)、「電球をLEDとした」(50代男性)など、我慢をせずにできる節約術や、「大型テレビの購入を行った」(20代男性)、「増税前の新車購入」(40代男性)といった、必要な買い物を増税前に済ませる方法など、さまざまな工夫で節約生活を始めている様子がうかがえました。

一方、我慢を必要とする節約として、次のような意見もありました。「友人との付き合い(飲み会)を極力減らす。休日はなるべく家で過ごす」(40代男性)、「トイレに使う水を風呂の残り湯でカバー」(50代男性)など、かなり切実な節約生活を始めている人も見受けられました。
このように、消費増税への対策としてお金を節約する行動を開始する意見が多いなか、「資産運用で増やす」(30代男性)、「増税分余計に働く」(40代男性)といった、増税分のお金を自力で増やすといった意見もありました。節約だけでなく、資産や収入を増やしていくという考え方も、消費増税対策の一つの手段といえるのかもしれません。

■毎月のお小遣いは足りていますか?
・「今よりもお小遣いを増やしたい」6割、「1万円以下でも増えれば嬉しい」3割
・増えたお小遣いの使い道 「豪華な食事」「毎月小旅行へ行く」

消費増税に向けて、“お小遣い”の捻出に苦労している方もいるのではないでしょうか。
全回答者(1,000名)に対し、もし毎月のお小遣いを見直せるなら今よりいくら欲しいかを聞いたところ、「現状維持でいい」は3割半(35.9%)、対して、「今よりも増やしたい」は6割(60.9%)となりました。金額は、「1万円以下でも増えれば嬉しい」が3割(30.9%)で最多となっています。

それでは、実際にお小遣いが増えたらどのようなことに使いたいと考えているのでしょうか。
毎月のお小遣いを「今よりも増やしたい」と回答した方(609名)を対象に、お小遣いが増えた場合の使い道を自由回答で聞いたところ、「豪華な食事」(20代男性)や「毎月小旅行に行く」(20代女性)のように、増えた分は自分へのご褒美に使いたいという意見が散見されました。また、「車を買い換えるための蓄え」(40代男性)や「バイク貯金」(30代男性)など、コツコツと貯金をして、欲しいものを買いたいとの意見も見られました。

■もしも、生まれ持ったカラダを見直せるなら?
・男女ともに1位「お腹」、2位には「歯」がランクイン
・目指せ脚線美?女性が見直したいパーツ上位に「足」や「おしり」

生活費やお小遣いなどの金銭事情以外にも、見直したいと考えているものはあるのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、もし自身のカラダを見直しできるとしたらどこを見直したいか聞いたところ、「お腹」が4割半(47.2%)でトップになりました。お腹周りのスタイルを気にしている方が多いようです。以下、2位には「歯」(42.0%)、3位には「目」(23.3%)と、顔のパーツが上位になりました。

男女別でみると3位以降に差が見られ、男性の3位は「目」(24.4%)、4位は「肌質」(15.0%)となった一方、女性の3位は「足」(25.2%)、4位は「おしり」(24.4%)となっています。美脚や、美しいヒップラインへの憧れからか、腰から下のラインを見直したい、と考えている女性の割合が高くなりました。

■もしも、人生を見直せるなら?
・「学生生活をやり直したい」4割強
・熟年夫婦はご注意を!50代女性の4割が「結婚相手を見直したい」
・会社員の3人に1人は「就職先を見直したい」

最後に、もし自身の過去を見直しできるとしたら、何を見直したいと思っているか質問しました。
もっとも割合が高かったのは「学生生活を見直したい」(42.7%)でした。勉強や部活動など、学生時代にやり残したことがあるのかもしれません。以下、「時間の使い方を見直したい」(27.8%)、「就職先を見直したい」(27.7%)が続きました。
また、男女・年代別に「結婚相手(旦那、妻)を見直したい」と回答した割合を比較すると、50代女性 (42.4%)は50代男性(20.8%)の2倍以上の割合となっています。熟年夫婦では、女性のほうがパートナーに対する不満を溜めがちなのかもしれません。

また、職業別にみると、会社員の3人に1人(34.4%)は「就職先を見直したい」との希望を抱いていることがわかります。もし別の会社を選んでいればまた違った人生があったのかもしれない、と就職先の見直しを夢見る方も多いようです。


【調査概要】
・調査タイトル:2014年、今年こそ見直したいものに関する調査
・調査対象:ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする20~59歳の男女 (20代・30代・40代・50代×男女 各125名)
・調査期間:2013年12月2日〜12月4日
・調査方法:モバイルリサーチ
・調査地域:全国
・有効回答数:1,000サンプル

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