「セサミン」シリーズユーザーの実態調査とクラスター分析による現代シニアの分類 

2013年08月22日
サントリーは、「セサミン」シリーズユーザーの実態調査を行った。調査対象は、50代~70代の「セサミン」シリーズユーザー男女14,937名。調査期間は、2013年4月9日~4月21日。

【調査結果】

(1)サントリー「セサミン」シリーズユーザーの実態調査


◆「生活満足度」
現在の生活への満足度を聞いたところ、一般シニア層では3人に2人(66.6%)が満足していると回答したのに対し、「セサミン」ユーザーでは9割近く(87.6%)が満足していると回答し、一般シニア層を大きく上回りました。

◆「体力年齢」と「気力年齢」
「体力年齢」と実年齢との差を算出したところ、一般シニア層では平均4.9歳差だったのに対し、「セサミン」ユーザーは平均6.3歳差となりました。「セサミン」ユーザーは、より体力の面で若々しいと感じている傾向が読み取れます。

続いて、「気力年齢」と実年齢との差を算出したところ、一般シニア層では平均8.2歳差だったのに対し、「セサミン」ユーザーは平均9.6歳差となりました。「セサミン」ユーザーは、気力の面でもより若々しいと感じている方が多いようです。

◆友人の数・趣味の数
友人の数について聞いたところ、一般シニア層では平均で約16人(15.9人)だったのに対し、「セサミン」ユーザーは平均で約22人(21.7人)となりました。さらに、現在持っている趣味の数を聞いたところ、一般シニア層の平均6.5個に対し、「セサミン」ユーザーは平均7.0個となりました。「セサミン」ユーザーは、一般シニア層と比較して、より友人・趣味の数が多い傾向がみられました。

(2)クラスター分析による現代シニアの分類(グループ化)


シニア層の健康・生活意識の実態調査のなかで、類似する回答パターンが多くみられました。
そこで、「生活全般に関する意識」「消費に関する意識」「健康に関する意識」「食生活に関する意識」「ファッションに関する意識」「情報収集の手段に関する意識」について聞いた182問の回答結果をクラスター分析し、現代シニアを8つのクラスターに分類しました。
その結果、最も多かったのは、「情報通の新しいもの好き」タイプで、インターネットやスマートフォンなどを活用して最新の情報を入手し、日常生活を楽しんでいる人が多いことがわかりました。

「美容・健康意識」※4が高いほど「チャレンジ意識」※5も高い傾向

続いて、若くありたい・美しくありたいという「美容・健康意識」の高さと、様々なことに挑戦する「チャレンジ意識」の高さについて分析を行いました。「美容・健康意識」は、見た目の若々しさや、健康に関する意識の強さを示すものです。一方、「チャレンジ意識」は新しいことへの挑戦意欲や、好奇心の旺盛さを示します。クラスターごとに、この2つの意識の関係を比較した結果、「美容・健康意識」が高いクラスターほど、「チャレンジ意識」も高い傾向がみられました。

あわせて、各クラスターと「シニア層の健康・生活意識の実態調査」における「体力年齢」「気力年齢」との関係性を分析したところ、CL8「個性豊かで若々しいハイセンスタイプ」およびCL4「自分を表現するのが好きな社交家タイプ」は、他のクラスターに比べて「体力年齢」「気力年齢」と実年齢の差が大きいことがわかりました。「体力年齢」「気力年齢」が若い人は、美容・健康意識とチャレンジ意識も高いことがうかがえます。

なお、「セサミン」ユーザーと一般シニア層についてクラスターごとの構成比率を算出し、8つのクラスター間で比較したところ、「セサミン」ユーザーの構成比率が一般シニア層よりも高いクラスターはCL8「個性豊かで若々しいハイセンスタイプ(一般シニア層比1.37倍)」、CL7「「見る目」が確かな審美家タイプ(同1.19倍)」、CL4「自分を表現するのが好きな社交家タイプ(同1.15倍)」でした。
この3クラスターは、「美容・健康意識」「チャレンジ意識」ともに相対的に高い位置にプロットされています。

※4「いつまでも若々しくいたいと思う」「健康は美しさにとって大切だと思う」「周囲からキレイ・かっこよく思われたい」など、周囲からの見え方に関係する設問の回答結果を分析

※5「新しいことにチャレンジするのが好き」「何事にも好奇心が旺盛な方だ」という行動の積極性に関係する設問の回答結果を分析

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[サントリー]
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