マーサーは「2014年世界生活環境調査‐都市ランキング」を発表した。
調査結果によると、ヨーロッパの都市が世界生活環境ランキング上位を占める中で、ウィーンが前年と同じく、世界で最も生活環境水準が高い都市となった。チューリッヒが2位、オークランドが3位と続き、4位にミュンヘン、5位に北米で最も生活環境水準が高いバンクーバーという結果となった。この5都市の順位は2011年以来変わっていない。
アジアではシンガポール(25位)のみがトップ30位に入り、アジアの2~5位は日本の4都市が占めた:東京(43位)、神戸(47位)、横浜(49位)、大阪(57位)。

【地域別分析】

ヨーロッパ
ヨーロッパでは、ウィーンが世界で最高位という結果になった。他のヨーロッパの都市では、チューリッヒ(2位)、ミュンヘン(4位)、デユッセルドルフ(6位)、フランクフルト(7位)がそれに続いている。

南北アメリカ
南北アメリカ地域では、カナダの都市が北米の上位を占めている。5位のバンクーバーがこの地域での最高位となり、オタワ(14位)、トロント(15位)、モントリオール(23位)、サンフランシスコ(27位)がそれに続く結果となった。

中南米では、生活環境は都市により大きく異なる。グアドループのポワンタピートル(69位)がこの地域での最高位となり、サンフアン(72位)、モンテビデオ(77位)、ブエノスアイレス(81位)、サンティアゴ(93位)がそれに続く結果となった。

アジア・太平洋
アジアでは、シンガポール(25位)が最高位という結果になった。その後に、東京(43位)、神戸(47位)、横浜(49位)、大阪(57位)と日本の4都市が続いている。
その他では、3位のオークランド、10位のシドニーのように、ニュージーランドやオーストラリアの都市が、世界生活環境ランキングの上位となっている。

中東・アフリカ
中東・アフリカ地域では73位のドバイが最高位となった。アラブ首長国連邦のアブダビ(78位)、モーリシャスのポートルイス(82位)、南アフリカのダーバン(85位) 、 ケープタウン(90位)がそれに続いている。

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[マーサー]
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