「消費税の増税と旅行」に関する意識調査 

2014年03月06日
フォートラベルは「旅行のクチコミサイト フォートラベル」の会員を対象に、「消費税の増税と旅行」に関する意識調査を実施。

【調査結果】

増税は旅行計画に「影響しない」63.5%。“旅行回数は減らさずに、節約して旅を楽しむ”派も。

消費税の増税が、今後の旅行計画や旅のスタイルに影響するか聞いたところ、「影響する」と回答した人は36.5%、「影響しない」と回答した人は63.5%で、6割を超える人が「増税は旅行計画に影響しない」と回答した。結果を男女別でみると、「影響する」と回答した人は男性が34.8%であるのに対し、女性はそれを3.1ポイント上回る37.9%。女性の方がよりシビアに今回の増税を受け止めているようだ。また、世帯年収別では、年収300万円未満でも、半数以上の56.0%が「影響しない」と回答。世帯年収があがるにつれその割合は増加し、年収2000万以上では、81.8%が「影響しない」と回答した。

増税が今後の旅行計画に「影響する」と回答した人に、どのように変化しそうかを聞いたところ、「1回の旅行にかける費用を減らす」人が70.1%、「旅行回数を減らす」人が24.3%、「その他」が5.6%となり、旅行回数はこれまでと同様に、1回あたりの旅行費用を抑えて旅行したいとする人が多かった。結果を年代別にみると、「50代」「60代以上」の7割以上が「1回の旅行にかける費用を減らす」と回答しており、他の年代よりも特にその傾向が強いことが伺える。

旅行費用を節約するための具体的な対策としては、「マイルやポイント制度を活用する」「早期予約割引を活用する」「ホテルのグレードを抑える」「海外旅行時、免税店での買い物を活用する」「繁忙期の旅行を避ける」などのコメントが寄せられた。

節約するのは「食費」「ファッション」「娯楽・レジャー」。「教育」「住居」「医療」費は現状維持。

「消費税増税が施行された後、支出を抑えるかどうか」については、63.9%が「抑える」と回答。具体的に何の費用を削減するかを聞いたところ、もっとも多かったのは「食費」で40.8%、続いて「ファッション」(32.2%)、「娯楽・レジャー(旅行を含む)」(21.9%)の順となった。一方、費用削減の意向が低かったものは、「教育」「住居」「医療(保険を含む)」。これらは、継続的に決まった額を要する支出のため、安易に削減することが難しいようだ。


【調査概要】
調査方法:フォートラベルのサイト内でアンケートを実施。
調査期間:2013年12月26日 – 2014年1月6日
調査対象:フォートラベル会員(有効回答数:1978件)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[フォートラベル]
 マイページ TOP