「2型糖尿病の治療に関するアンケート」調査 

2014年03月05日
インテージは、2型糖尿病治療を行っている医師を対象に「2型糖尿病の治療に関するアンケート」調査を実施。本調査は、2014年1月31日~2月6日、インテージグループで医療分野専門の株式会社アンテリオが保有するドクターウェブパネルモニターのうち、糖尿病の専門医86名と非専門医114を対象としてインターネット調査を行い、結果をまとめました。

<調査結果のまとめ>

【薬物治療をしていて感じること】
専門医と非専門医の回答に最も差があったのは、「新しい作用機序の薬剤を早く使ってみたい」で専門医は45.3%、非専門医では18.4%であった。次いで「糖尿病治療の際には、合併症のコントロールがより重要である」(専門医:65.1%、非専門医:40.4%)、「患者さんの状態に合わせた薬剤選択が的確にできているか不安になることがある」(専門医:20.9%、非専門医:44.7%)となった。

【合併症に関する検査の実施状況】
『ほぼすべての患者さんに実施』している検査としては、HbA1c値の測定は専門医で100%、非専門医では96.5%とほとんどの医師が実施していた。一方その他の検査項目に関しては、尿中アルブミン値の測定(専門医:41.9%、非専門医:21.1%)、眼底検査(専門医:51.2%、非専門医:16.7%)、アキレス腱反射・振動覚の検査(専門医:25.6%、非専門医:2.6%)で検査実施状況に違いがあった。

【MRの説明に対する非専門医の期待と評価】
非専門医の68.4%が薬剤に関して「患者さんの治療を第一に考えた説明」を期待していた。一方そのような説明を受けていると答えた医師はわずか7.9%で、期待と評価のギャップがみられた。


【調査概要】
・調査方法:インターネット調査(株式会社アンテリオが実施する簡易版アドホック調査“TenQuick”利用)
・調査地域:全国
・調査対象者:ドクターウェブパネルモニターのうち19床以下の糖尿病専門医および非専門医で、最近1ヵ月間に、2型糖尿病患者を30人以上薬物治療している医師200名
  ・専門医:糖尿病専門(主診療科不問)あるいは主診療科が糖尿病・代謝・内分泌
  ・非専門医:主診療科が一般内科かつ糖尿病を標榜していない
・調査期間:2014年1月31日(金)~2014年2月4日(火)
・調査実施機関:株式会社インテージ

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[インテージ]
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