増税と副業に関するアンケート調査 

2014年03月13日
ピクスタは、4月1日より施行される増税を前に、自社サイトを利用している購入者会員を対象に「増税と副業に関するアンケート調査」を実施。期間は2014年2月25日~3月3日までの7日間。有効回答は605名。

調査では、92%が増税によって家計に影響があると回答。また賃金ベースアップも84%が期待できないと答えました。また副業への興味を問う設問で「興味がある」と回答した326名のうち、約7割(67%)が増税決定以後に「副業への興味関心」が増していることが分かりました。

【調査結果】

■増税による家計への影響は92%、賃金ベースアップも84%が期待できず

今回の増税によって、自身の消費活動や家計への負担度を問う設問では、「非常に影響がある」と「やや影響がある」と回答した人は92%と、全体の9割以上。一方で、2014年春闘の労使交渉によって、賃金ベースアップに応える大手企業も取り沙汰される中、現在企業に勤めている430名に、今後給与が上がると期待しているかを問うと、8割以上が「期待していない」と回答。
給与増の期待はできないが、消費税増加による負担に加え、脱デフレを目指して物価が上昇傾向にある中、4月以降の生活への打撃は避けられないという見方が全体を占めていました。

■企業には頼らない!? 副業への興味が増加した人は約7割

本業以外で収入を得る手段として「副業」に興味をもっていると回答した326名に、「増税」決定以前とくらべて「副業」に対する興味・関心が増えたかどうかを問うと、67%が「増えた」と回答。

今回の増税によって、給与増が期待できないまま家計負担が増すことが見えていることから、自ら積極的に収入を増やそうと考えはじめている人が、増加していることが分かりました。
また、増税による負担を深刻に捉えている人ほど、副業に対する興味関心は増加傾向にあり、「増税によって家計に非常に影響がある」と回答した人の78%が以前より副業への興味関心が増したと回答しています。

■副業には「特技」が必要? 自分の強みがない人は副業に消極的

副業をはじめる上で必要だと思う要素を問うと、最も多かったのは、プログラミングやシステム構築、デザイン、ライティングなど、なんらかの「特殊スキル」(54%)で、「仕事につながる趣味」(18%)、「独立できる資格」(9%)と続き、8割以上が副業にも強みが必要と考えていることが分かりました。

一方で、「副業をはじめる上で活用できる自身の強み」を問う設問では、「とくになし」と回答した人は 25%と4人に1人は副業できる強みがないと回答しています。
また、副業に「興味がある」と回答した人は、なんらかの強みを持っている人が8割を超えているのに対し、「興味がない」と回答した人は6割に減少。副業に必要だと思っている要素を持たないことが、副業への関心度に影響があることが伺える結果となりました。


【調査概要】
調査期間:2014 年 2 月 25 日 ~ 3 月 3 日
調査対象:PIXTAの購入者会員
有効回答:605 名(男性 333 名、女性 272 名)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ピクスタ]
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