違法配信に関する利用実態調査(2013年版) 

2014年03月06日
日本レコード協会は、「違法配信に関する利用実態調査」を2012年9月、2013年3月及び2013年9月の計3回実施。
本調査は、2012年10月の違法ダウンロード罰則化を含む著作権法改正施行の前後における違法ダウンロードの実態及び違法ダウンロード罰則化に関する意識について把握し、より効果的に周知を図ることを目的として実施したものです。

実態調査は、パソコンとタブレット・スマホ及び携帯電話における違法ファイルの利用状況を調査しており、流通経路として「アプリ・ツール」も対象に追加しています。また意識調査では、違法ダウンロード罰則化について具体的な罰則規定を挙げ、それぞれの認知度を調査しています。

【主な調査結果】

■違法ダウンロードに関する実態調査結果より
 ・推定年間違法ダウンロードファイル数(推計)[音楽ファイル・動画ファイル合計]
  著作権法改正後に約40%減少し、半年後はほぼ横ばい

2012年9月 44.6億ファイル (100%)
2013年3月 27.3億ファイル (61.2%)
2013年9月 29.3億ファイル (65.7%)

■違法ダウンロード罰則化に関する意識調査結果より
 ・違法ダウンロード罰則化の認知度の推移
  著作権法改正後3ヶ月の時点では64%が認知、半年後は微減。

2013年2月 知っていた 64.0% 知らない 36.0%
2013年9月 知っていた 56.6% 知らない 43.4%

また、違法ダウンロードの温床である違法アップロードされたファイルの削除要請をより一層強化する目的で、2013年4月に当協会内に著作権保護・促進センター(CPPC)を新設しました。その結果、本年2月末までに行った削除要請件数は715,736件で昨年度1年間の約2倍となりました。

■著作権保護・促進センター(CPPC)による削除要請件数結果

2012年度(2012年4月~2013年3月期) 334,274件
2013年4月~2014年2月 715,736件(約2倍)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本レコード協会]
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