2013年CDレンタル店調査 

2013年10月10日
日本レコード協会は、2013年のCDレンタル店の実態調査を実施し、報告書としてとりまとめました。
この『CDレンタル店調査報告書』は、2013年4月8日から6月27日の間に当協会調査員が全国のCDレンタル店844店を対象に訪店調査(店舗規模・業態を勘案したサンプル調査方式)した結果をまとめたものです。
その結果によると、1店舗あたりの平均在庫枚数は、対前年比7.1%増の17,024枚となっています。1店舗あたりの在庫枚数が15,000枚以上の大型店の比率は51.6%(前年比3.0%増)となっており昨年に引き続き増加傾向にあります。 なお、全国のCDレンタル店舗数は、2013年6月現在で2,704店となり、昨年6月末時点の2,770店より減少致しました。

2013年の特徴

1.CDレンタル店の店舗数と店舗面積
CDレンタルの店舗数は、1989年末の6,213店をピークに減少傾向にあり、今年も前年比2.4%減の2,704店となった。また、店舗面積は、昨年比2.0%増の812平方メートルとなった。内訳は、CDレンタルが76平方メートル、DVDレンタルが316平方メートル、その他が420平方メートルである。

2.レンタル用CDの在庫状況
レンタル用CD の在庫状況は、シングル、アルバム共引き続き増加傾向にある。シングルの1 店舗当たりの平均在庫数は、1,085 枚と前年比6.0% の増加、アルバムの平均在庫数は、15,939 枚と前年比7.2% の増加となり、この結果、総在庫数は、前年比7.1% 増の17,024 枚となっている。
また、調査店の合計を営業店数に換算して算出した総在庫数では、シングルで前年比3.4% 増の2,933,462 枚、アルバムで前年比4.6% 増の43,099,053 枚、シングル・アルバムの合計では、46,032,515 枚と前年比4.5% 増となった。この結果、在庫数のシングル・アルバム比率は、6:94 となっている。
なお、CD の在庫規模による店舗数分布をみると、在庫数4,000 枚未満の小型店は前年と同様の1.5%、在庫数15,000 枚以上の大規模在庫店は前年比3.0% 増の51.6%となり、より一層大型店の比率が高まっている。

3.レンタル用ビデオの在庫状況
レンタル用ビデオの在庫数については、ビデオテープからDVD への移行はほぼ完了し、ビデオテープの在庫率は更に減少し10% を割り込み、前年比6.7% 減の7.2%、平均在庫数で前年比47.7% 減の405 枚となった。
一方、DVD は、引き続き在庫数が増加し、前年比10.8% 増の47,042 枚となった。また、ブルーレイについては、在庫率は99.3% となったが、在庫数は、前年比21.8% 増の1,166 枚に留まっている。

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[日本レコード協会]
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