おべんとう作りに関する調査 

2014年03月18日
オレンジページnetは、おべんとう作りに関するアンケート調査を実施。回答者の半数以上が週5回以上おべんとうを作っており、消費増税以降さらに増えると予想される「手作りべんとう派」の本音が見えてきます。
週5回以上おべんとうを作る人に、手作りする理由を聞くと「お金の節約のため(61.8%)」という回答がダントツ。さらに見ていくと、夫や自分用の「大人向けべんとう」に節約傾向が強いことが浮き彫りに。また、冷凍食品やパウチ入りミートボール等の利用率は77.9%と高く、メニュー選びの決め手は「簡単に作れるメニュー」がトップ。毎日のことだけに簡便さが求められています。

【調査ダイジェスト】

・増税後に増えるのは「大人向けべんとう」!? 「おべんとうで節約派」は夫と自分のために作る

・「ありもの」で作れて簡単がいちばん! 「彩り・栄養バランス」「メニュー決め」は根強い悩み

・白飯べんとうは減少傾向!? よく使う「冷食・市販品」「野菜」「ごはん」で見えてくる今どき事情。


【調査結果】

増税後に増えるのは「大人向けべんとう」!? 「おべんとうで節約派」は夫と自分のために作る

おべんとうを作る理由を聞いて見ると「お金の節約のため」が61.8%で飛び抜けており、「健康のため(37.4%)」「家族に頼まれたから(35.2%)」「手作りの方がおいしいから(31.3%)」とつづきます。おべんとうを作る相手は「夫・彼・パートナー」61.4%、「子ども(昼食)」44.4%、「自分」39%というラインナップですが、「お金の節約のため」と答えた人に限定すると、子どもと自分が逆転。「夫・彼・パートナー」66.8%、「自分」48.3%、「子ども(昼食)」36.6%となります。消費増税後、手作りべんとう派が増えるなら、子ども向けよりも大人向けのおべんとうが増えるかもしれません。

「ありもの」で作れて簡単がいちばん! 「彩り・栄養バランス」「メニュー決め」は根強い悩み

おべんとう作りのお悩みは?と聞くと「彩りや栄養バランス(62.4%)」、「メニューを何にするか?(60.7%)」、「マンネリにならないメニュー探し(57.3%)」、「すき間を埋める副菜選び(50.5%)」という回答が目立ち、ほぼ毎日のことだけにメニュー選びに悩み、彩りや栄養バランスにも配慮している様子がうかがえます。

では、どうやってメニューを決めているのでしょうか? 回答の1位は「簡単に作れるメニュー(59%)」、2位「夕食の残りをそのまま使う(53.6%)」、3位「残りおかずや惣菜・冷食をアレンジ(47.5%)」となり、簡便さがメニューの決め手になっていることが明確に。さらに「惣菜・冷食のストックから選ぶ(45%)」、「ストック食材で作れるメニュー(44.4%)」がつづき、夕食の残りやストックしている冷凍食品、食材などの「ありもの」をうまく活用していることもわかります。

白飯べんとうは減少傾向!? よく使う「冷食・市販品」「野菜」「ごはん」で見えてくる今どき事情。

おべんとうのおかずでよく利用する市販品は?という質問には、「冷凍から揚げ(38.7%)」「冷凍シュウマイ(33.2%)」「パウチ入りミートボール(28.2%)」などが挙がりました。「市販品は使わない(22.1%)」を除くと、全体の77.9%が冷凍食品を中心とした市販品を利用しています。
よく使う野菜は、「ブロッコリー(71.3%)」「プチトマト(61.5%)」「ほうれん草(56.1%)」がベスト3。彩りを添えやすく栄養価が高い野菜が、いわゆる常備菜のじゃがいも・玉ねぎ・にんじん以上に支持されています。
おべんとうに入れるごはんについては、「白飯のまま(58.2%)」を抜いて、1位は「ふりかけをかける(59.5%)」。「梅干し(34.7%)」「おにぎり(30.7%)」の定番がつづくものの、「ごま(24.9%)」「炊き込みご飯・チャーハン・ピラフ等の味付きごはん(22.5%)」「鮭フレーク(21.4%)」なども目立ち、この傾向はおべんとうを作る頻度が少なくなるほど高まります。


【調査概要】
●調査対象:オレンジページnetモニター会員・女性(有効回答数)1505人
●調査方法:インターネット調査
●調査期間:2014年3月10日~3月16日

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