動画共有動向の調査 

2014年04月02日
リアルネットワークスは、日本の動画共有動向に関する調査結果を発表。近年、動画を気軽に撮影できるアプリが増加する中、動画共有動向の現状と未来を調査するため、リアルネットワークスは、2014年2月、10代から60代以上1000名の日本人を対象にアンケート調査を実施。

【調査結果】

動画撮影はスマホが一番人気
動画撮影に利用する機材を聞いたところ、男女共にいつも動画を撮影するのに使用する機材は、1位が44.8%でスマートフォン(男20.8%・女24.0%)、2位が34.9%でデジカメ(男19.8%・女15.1%)、3位が9.4%でビデオカメラ(男4.7%・女4.7%)となりました。

年代別に見ると、10代(79.7%)、20代(69.8%)でのスマートフォンの人気が非常に高く、一方で50代(51.1%)、60代(56.8%)はデジタルカメラを動画撮影機材として選択する傾向が見られました。
機材を選ぶ理由として、1位は「いつも手元にあるから」(49.2%)、続いて2位に「画質・音質・編集機能が良いから」(21.6%)、3位に「操作の簡単さ」(15.6%)、4位は「動画共有が簡単だから」(5.2%)との結果となりました。

機材別でみるとスマートフォンやタブレットPC、iPad等は「いつも手元にあるから」(ス33.6%・タ1.8%)の理由で最も選ばれる傾向にあるものの、デジタルカメラはそれ以上に画質・音質・編集機能が良いから(10.5%)、操作が簡単(9.9%)との理由から選ばれる傾向が見られました。

動画利用状況
様々な状況下における動画と写真の利用について調べたところ、写真よりも動画を利用する傾向にあるのは、赤ちゃんや子供、花火やスポーツの映像となりました。スマートフォンの普及により動画撮影が簡単になり、写真では十分に残せないシーンを動画にする傾向が見られます。

動画共有の妨げ
男女問わず、動画共有を途中で断念した理由の第1位は「データが大きすぎて中断するから」(40.2%)が圧倒的でした。続く2位は「送り方がわからないから」(16.4%)、3位は「いい作品が撮れないから」(13.0%)となり、動画という大きなデータを扱う機能を備えた携帯電話やプラットフォームができていない背景が問題となっているようです。

その他にも「送信できても動画を再生できないから」(12.2%)や「写真のように短時間で送信できないから」(12.2%)、など環境上での問題に悩んでいる消費者も一定数見受けられました。その他にも「いろいろ手順があり、めんどうだから」、「データが大きすぎて相手に迷惑なのではないかと思うから」という理由も見られました。

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[リアルネットワークス]
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