企業のインターンシップ導入状況調査 

2013年11月29日
アデコは、インターンシップの導入状況について企業で働く人へアンケート調査を実施。

2016年卒予定の大学生新卒採用から、就職活動の解禁時期を現在の3年生の12月から、4年生の4月に変更されます。その変更に伴い、本格的な就職活動前に学生がインターンシップを活用し、職業体験を積む機会が増加することが予想されています。そこで、現状ではどれほどの企業がインターンシップを活用しているのか調査をしたところ、現時点の導入企業は、3割に満たないということが分りました。

導入企業はまだ少数派ではありますが、実施企業においては、「優秀な学生・業務にマッチングした学生を採用できる」「若い世代に会社のPRができる」等、インターンシップに一定の効果を実感しており、今後、採用活動やキャリア教育においても重要な施策の一つになりそうです。

【調査結果】

現在、あなたの勤務先では学生のインターンシップ制度を導入していますか
「導入している」29.8%、「導入していない」70.2%

インターンシップのタイプと期間:※複数回答
最も多いのは「1~2週間程度の職場体験型」、1ヵ月未満の短期間での実施が多い

<導入しているインターンシップのタイプ>
 職場体験型 73.1%
 見学型 29.9%
 課題解決型 21.9%
 採用直結型 12.9%
 その他 0.5%

○職場体験型/実際に職場に入り、社員の業務を手伝う
○見学型/企業の部署や施設、工場や研究所を見学する
○課題解決型/企業から示されたテーマに基づき、実際に製品開発やプログラミングなどに挑戦する
○採用直結型/選考を兼ねており、入社選考の一環として実施

<インターンシップの実施期間>
・1日未満 9.5%
・2日~1週間未満 33.3%
・1週間~2週間未満 38.3%
・2週間~1か月未満 20.9%
・1か月~2か月未満 6.5%
・2か月~3か月未満 4.0%
・3か月以上 5.0%


【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート調査(日経BPコンサルティング実施)
調査期間:2013 年10 月

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[アデコ]
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