「時短料理」に関する意識調査 

2014年04月07日
アサヒグループホールディングスの、アサヒグループホールディングスお客様生活文化研究所は、2014年3月26日(水)~4月1日(火)にインターネットで、「時短料理」に関する意識調査を実施し、1,911人の有効回答を得ました。

【調査結果】

■ 夕食づくりの制限時間は「1時間以内」が目安と答える人が8割以上。
 「30分以内」と答える超時短料理派も3割を占めました。

■時短メニューの人気ナンバーワンは、ワンプレートで食べられる「カレー」
 「うどん」「お鍋料理」など、準備と後片付けが楽な料理が選ばれました。

■時短料理成功の鍵は「段取り・計画」
 無駄なく調理を進めるための段取りが重要だと答える人が目立ちました。
 また、「電子レンジ」「圧力鍋」など家電の活用で時短&節約を実現する声も寄せられました。

【調査結果】

Q.夕食を作るのに要する時間は?(単回答 N=1,509)
 ⇒夕食作りの制限時間は「1時間以内が目安」と答える人が8割以上。
  「30分以内」と答える超時短料理派も3割を越えました。


夕食づくりに要する平均時間について、「週1回以上」の頻度で夕食づくりをしている人に聞くと、「31~60分間以内」と回答した人が最も多く50.4%。さらに「仕事をしていて普段はあまり時間が無いので、30分以内で作るのを目指している」(女性40代、東京都)など「11分~30分間以内」という時短派も31.2%を数えました。「10分以内」と答えている人が2.9%を合わせると、夕食作りに要する時間は長くても「1時間以内」と答える人が8割以上、「30分以内」と答える人が3割以上になることが分かりました。仕事や育児など、何かと忙しい現代人が夕食づくりにかけられるのは、ごく限られた時間であることがうかがえます。
また性別で見てみると、男性回答で目立ったのは「30分間以内」(男性=47.1%、女性=26.2%)。その一方、女性回答では「31~60分間以内」(男性=43.3%、女性=54.8%)という声が最も多く、男性よりも夕食づくりにしっかりと時間を費やしていることが分かりました。

Q.時間がないときにあなたが作る「時短夕食」のメインは何ですか?(複数回答 N=1,503)
 ⇒時短メニューの人気ナンバーワンは、ワンプレートで食べられる「カレー」
  「うどん」「お鍋料理」など、準備と後片付けが楽な料理が選ばれました。


次に、時間がない中で皆さんが作る「夕食」メニューについて尋ねると、人気ナンバーワンは「カレーライス」(32.2%)でした。「忙しい時はカレーにしちゃう。切って煮るだけでいいので楽」(女性30代、宮城県)、「品数を作らなくて済むのがいい」(女性40代、福島県)など、食材を切ってルーで煮るだけの手軽さ、品数が必要なくワンプレートで食事が完結するシンプルさから、あれこれ悩まず作れる「時短料理」の王道という声が寄せられました。

2位には「うどん」(26.1%)。「冷凍うどんを茹でて、めんつゆで食べられる」(男性60代、群馬県)、「肉や野菜をたっぷり入れた煮込みうどん。一杯でバランスよく栄養が摂れるし、子どもも好きだから」(女性30代、福島県)など、ご飯を炊く時間がないときは、野菜や肉を入れて素早く調理できるという点が支持されました。

また、3位「お鍋料理」(24.4%)です。「鍋一つで野菜やお肉を調理できる。また、それぞれつけダレにつけて食べるので、味付けもそんなに神経質にならなくても良い」(女性40代、宮城県)など、食材を切って煮るだけで楽しめる「お鍋料理」は、冬場に欠かせない時短料理という声が寄せられました。

Q.時短料理を成功させるために重要なポイントは?(複数回答 N=1,522)
 ⇒無駄なく調理を進めるための段取りが重要だと答える人が目立ちました。
  また、「電子レンジ」「圧力鍋」など家電の活用で時短&節約を実現する声も寄せられました。


忙しい日に短時間で効率よく「夕食づくり」を成功させるためのポイントについて調査すると、最も回答が多かったのは「事前に段取り・計画を立てる」(48.2%)でした。「作る前に段取りを考えて紙に書いておく。時間を無駄なく使えるし、無駄な買いもなくなる」(女性30代、東京都)、「作る料理の全体を把握して、準備や調理の順番を決定する」(男性50代、大阪府)など、無駄な動きをせず、効率良くと調理を進めるには、食材の下準備やコンロ・電子レンジを使うタイミングなどを綿密に計算するという声。さらに「買い物に行く前には必ずチラシをチェックし、数日分の献立を立てる」(女性40代、茨城県)など、同様10位にも「2~3日分の献立を同時に立てて作る」(8.1%)が挙げられ、事前のスケジュール立てや計画づくりが時短成功の大きなポイントとなっていることがうかがえます。

2位は「鍋での加熱の代わりに、電子レンジをフル活用する」(27.8%)。「にんじん、じゃがいもなど火の通りにくいものは電子レンジを使って調理時間を短縮する」(女性50代、埼玉県)、「シリコン・スチーマーを使用し、野菜を適当な大きさにカットしたものを電子レンジでチンして、煮物などに利用すると効率良い」(男性60代、東京都)など、コンロよりも手早く下ゆでや半調理ができるという声が寄せられました。さらに「電子レンジ調理は、そのまま食卓にお皿ごと出せるので、洗い物も少なく出来て楽」(女性40代、神奈川県)など、電子レンジは「あたためチン」だけに限らず、後片付けの手間も大幅に解消してくれる「時短料理の強い味方」と言えます。
また効率的な加熱調理という点では、7位に「1つの鍋やフライパンで同時に複数料理を行う」(19.8%)。「パスタを茹でる時などは、同時に卵を入れて一緒に茹でる」(女性70代、岡山県)など、限られたコンロを効率的に使うため、一緒に下準備できるものはまとめるという声。さらに「圧力鍋の威力はすごい。お豆でもごはんでもすぐに出来ちゃう」(女性40代、東京都)など、9位に「圧力鍋をフル活用する」(13.1%)、14位に「保温鍋・発泡スチロールを使い、ほったらかしで保温調理する」(4.9%)が挙げられ、時短のみならず、光熱費の節約も兼ねて「加熱調理」を上手に活用する人も少なくありませんでした。


【調査概要】
調査対象:全国の20歳以上の男女1,911人(有効回答数、男性915人、女性996人)
調査方法:インターネット
調査期間:2013年3月26日(水) ~ 4月1日(火)

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[アサヒグループホールディングス]
 マイページ TOP