小中高生の幸福度調査 

2012年04月11日
すららネットは、「小中高生の幸福度調査」を小学1年生から高校3年生までの男女に実施。

【調査結果サマリ】

1)小中高生の幸福度、10 段階評価で平均「7.0」
2)幸福感に影響する要素は「友人関係」「健康」「自由な時間 ・充実した余暇」 
3)より幸せになるために有効なのは「家族」より「友人や仲間」との助け合い!
4)小中高生による将来の幸福度予想、10 段階評価で平均「7.6」
5)将来の不安感に影響する要素は「就職」がトップ! 

【調査結果】 

1)小中高生の幸福度、10 段階評価で平均「7.0」!
小中高生を対象に幸福度を調査したところ、10 段階評価で平均は「7.0」という結果となりました。学校種別の平均は、小学生が「8.0」、中学生が「6.8」、高校生が「6.7」と学年が上がると幸福度が下がる傾向にあり、年齢が上がるとともに幸せと感じにくくなるようです。また、性別の平均は、男子が「7.0」、女子が「7.2」となり、わずかながら女子の方が幸福感が高いことが分かりました。

■結果:「現在、あなたはどの程度幸せですか。」の回答(単数回答)
【総合】平均:7.0   
【学校種別】平均:小学生8.0、中学生6.8、高校生6.7 
【性別】平均:男子7.0、女子7.2

2)幸福感に影響する要素は「友人関係」「健康」「自由な時間 ・充実した余暇」
幸福度を判断する際に重視した項目は、「友人関係」(58.0%)、「健康」(47.0%)、「自由な時間・充実した余暇」(45.2%)が3大要素となっています。子どもにとって幸福感とは、「成績」(31.5%)や「おこづかい」(9.5%)といった “こどもならでは”の要素に左右されるものではないようです。

3)より幸せになるために有効なのは「家族」より「友人や仲間」との助け合い!
幸せになるために有効なことは何か聞いたところ、TOP3は「自分自身の努力」(72.3%)、「友人や仲間との助け合い」(64.6%)、「家族との助け合い」(39.6%)となりました。
より幸せになるためには他の人ではなく、自分の努力が有効であると考える人が多いようです。 
また、「家族」より「友人」との助け合いの方が25pt高く、小中高生にとっては「家族」より「友人」の方が影響が大きいようです。

4)小中高生による“将来の”幸福度予想、10 段階評価で平均「7.6」
小中高生を対象に“将来の”幸福度を調査したところ、10段階評価で平均は「7.6」という結果となりました。学校種別の平均は小学生が「7.8」、中学生が「7.6」、高校生が「7.0」と学年が上がると幸福度が下がり、性別の平均は、男子が「7.3」、女子が「7.9」と女子の方が幸福感が高い傾向で、現在の幸福度と同様の傾向となりました。
また、各平均ごとに現在の幸福度と比較すると、全てにおいて“将来”の方がポイントが高くなっています。このことから、将来的にはより幸せになれると考えている人が多いようです。特に、学校種別では中学生が0.8pt、性別では女子が0.7pt高くなっており、将来への期待が大きいようです。
また、将来の不安度についても同時に調査したところ、10段階評価で平均は「5.7」という結果となりました。学校種別では、小学生が「5.0」、 中学生が「5.8」、 高校生が「6.5」と年齢が上がると不安度が上がり、性別では、男子が「5.8」、女子が「5.7」と男子の方が不安感が高いといった幸福度と正反対な結果となりました。

■結果:「将来、あなたはどの程度幸せだと思いますか。」の回答  (単数回答)
【総合】平均:7.6           
【学校種別】平均:小学生7.8、中学生7.6、高校生7.0 
【性別】平均:男子7.3、女子7.9

■結果:「将来について、あなたはどの程度不安ですか。」の回答(単数回答)
【総合】平均:5.7                          【学校種別】平均:小学生5.0、中学生5.8、高校生6.5 
【性別】平均:男子5.8、女子5.7

5)将来の不安感に影響する要素は「就職」がトップ!
将来の不安感を判断する際に重視した項目TOP3は、「就職」(69.6%)、「収入」(47.6%)、「健康」(25.3%)となり、「就職」が圧倒的に重視されている状況です。さえない景況感や海外からの留学生の採用の増加など、就職活動が厳しいという状況を受け、不安に思う小中高生は多いようです。


【調査概要】
調査名:「小中高生の幸福度調査」
調査方法:eラーニング教材「すらら」のログイン画面にて回答を得た
調査対象:小学1年生から高校3年生までの男女
調査期間:2012年3月5日~4月1日
有効回答数:336名<男性:58.3%・女性: 41.7%、小学1~6年生:21.1%・中学生:68.8%・高校生:10.1%>

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[PRTIMES]
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