牛肉の好みについての調査
2014年05月15日
リクルートライフスタイルに設置された「食」に関する調査・研究、地域振興機関「ホットペッパーグルメリサーチセンター」は、牛肉の好みについてのアンケート調査を実施。
【調査要約】
■牛肉の好み、女性・高齢ほど「赤身好き」 5年前より「赤身派」増加。
→赤身派最多は50代女性の41.5％。圏域別では関西圏で最多の37.4％。
→5年前と比べて「赤身側に好みが変わった」が28.2％。
■赤身が好きな理由、女性は「ヘルシー」、男性は「味」 を評価。
→「赤身が好きな理由」1位：胃もたれなど体が受けつけない（46.2％)、2位：赤身の方がヘルシー（45.6％）。
→特に女性で健康志向の回答が多い。
→男性では「赤身の方がおいしい」「肉本来の味を楽しめる」の声も。
■赤身には「塩」、脂には「タレ・ソース」が相対的に好まれている。
→3圏域合計では「タレ・ソース派」が52.6％、「塩派」が30.1％。
→男女60代では特に「タレ・ソース派」が多く、「塩派」最多は女性40代。
→相対的には「赤身に塩」「脂身にタレ・ソース」の組み合わせが多い。
【調査結果】
◆牛肉の好み、女性・高齢ほど「赤身好き」
健康志向の高まりとともに肉の脂肪分の多い部位より赤身が好まれる傾向にあるという。また、「熟成赤身」など新たな提供方法もメジャーになりつつあるということで、今回は牛肉に関しての脂肪割合や食べ方の志向についてアンケート。まずは基本的に脂のある部位と赤身ではどちらが好きかを聞いたところ、全体では「脂身派」が「赤身派」を上回った。圏域別では、関西圏でやや「赤身派」が多めで、性・年代別では、男性より女性で「赤身派」が多く、年齢層としては高齢になるほど「赤身派」が多めであるということがわかった。
＜牛肉の「脂肪割合」の好み（単一回答）＞
■3圏域合計
脂身派：57.6％ 赤身派：36.1％ 牛肉は苦手：6.3％
■首都圏
脂身派：57.8％ 赤身派：35.4％ 牛肉は苦手：6.8％
■関西圏
脂身派：57.2％ 赤身派：37.4％ 牛肉は苦手：5.3％
■東海圏
脂身派：57.6％ 赤身派：36.0％ 牛肉は苦手：6.4％
＜牛肉の「脂肪割合」の好み（性・年代別から抜粋・単一回答）＞
■男性30代
脂身派：68.3％ 赤身派：28.3％ 牛肉は苦手：3.4％
■女性30代
脂身派：53.8％ 赤身派：39.1％ 牛肉は苦手：7.2％
■男性50代
脂身派：61.0％ 赤身派：34.5％ 牛肉は苦手：4.5％
■女性50代
脂身派：47.8％ 赤身派：41.5％ 牛肉は苦手：10.7％
※脂身派＝「脂が多めの方が好き」「ある程度、脂があるのが好き」の回答者合計、赤身派＝「脂が少なめ（赤身）の方が好き」の回答者。
◆5年前と比べて「赤身派」が増加
ここ5年での牛肉の脂肪割合に関する好みの変化を聞いたことろ、3圏域合計では、脂身側に好みが変わった（3.0ポイント）に比べ、赤身側に好みが変わった（28.2ポイント）が大きく上回る結果であった。現在の赤身派がやや多かった関西圏、女性などの層で、ここ5年で「赤身派」に変わったという回答が多く、赤身派が多いグループについては、ここ最近で好みが変わった結果であると言えそうだ。
＜現在の好みと、5年前と比べての好みの変化（単一回答）＞
■3圏域合計
脂身側に好みが変わった：3.0％ 赤身側に好みが変わった：28.2％
■首都圏
脂身側に好みが変わった：3.3％ 赤身側に好みが変わった：27.6％
■関西圏
脂身側に好みが変わった：2.8％ 赤身側に好みが変わった：29.7％
■東海圏
脂身側に好みが変わった：2.5％ 赤身側に好みが変わった：27.5％
＜現在の好みと、5年前と比べての好みの変化（性・年代別から抜粋・単一回答）＞
■男性30代
脂身側に好みが変わった：5.9％ 赤身側に好みが変わった：25.8％
■女性30代
脂身側に好みが変わった：2.0％ 赤身側に好みが変わった：33.2％
■男性60代
脂身側に好みが変わった：2.3％ 赤身側に好みが変わった：28.2％
■女性60代
脂身側に好みが変わった：1.6％ 赤身側に好みが変わった：29.2％
◆赤身が好きな理由は「健康志向」プラス「味」
もともと「赤身派」の人と最近赤身側に好みが変わった人に、赤身が好きな理由を複数回答で聞いたところ、最も多い回答は「体が脂を受けつけない」、2番目が「赤身の方がヘルシー」と健康系の回答だったが、25～30％という少なからずの人が「赤身の方がおいしい」「肉本来の味を楽しめる」を選択し、健康志向だけではなく、味覚としても赤身に魅力があることを挙げた。「赤身の方が安く食べられる」という経済的理由はほとんど選ばれなかった。男女別では、女性で健康上の理由を挙げる回答が多く、男性で「味」を選ぶ回答が多かった。
＜脂が少なめ（赤身）の方が好きな理由・より脂の少ない方が好きになった理由 （「もともと赤身が好き」「赤身側に好みが変わった」の回答者・3圏域計・複数回答）＞
第1位：脂が多いと胃もたれするなど、体が受けつけなくなったから 46.2％
第2位：赤身の方がヘルシーだと思うから 45.6％
第3位：赤身の方がおいしいから 30.1％
第4位：赤身肉の方が、肉本来の味を楽しめると思うから 25.3％
第5位：赤身の方が安く食べられるから 4.2％
【調査概要】
調査時期：2014年4月1日（火）～2014年4月7日（月）
調査対象：首都圏・関西圏・東海圏在住の20～69歳の男女（株式会社マクロミルの登録モニター）
有効回答数：9765人
その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
【調査要約】
■牛肉の好み、女性・高齢ほど「赤身好き」 5年前より「赤身派」増加。
→赤身派最多は50代女性の41.5％。圏域別では関西圏で最多の37.4％。
→5年前と比べて「赤身側に好みが変わった」が28.2％。
■赤身が好きな理由、女性は「ヘルシー」、男性は「味」 を評価。
→「赤身が好きな理由」1位：胃もたれなど体が受けつけない（46.2％)、2位：赤身の方がヘルシー（45.6％）。
→特に女性で健康志向の回答が多い。
→男性では「赤身の方がおいしい」「肉本来の味を楽しめる」の声も。
■赤身には「塩」、脂には「タレ・ソース」が相対的に好まれている。
→3圏域合計では「タレ・ソース派」が52.6％、「塩派」が30.1％。
→男女60代では特に「タレ・ソース派」が多く、「塩派」最多は女性40代。
→相対的には「赤身に塩」「脂身にタレ・ソース」の組み合わせが多い。
【調査結果】
◆牛肉の好み、女性・高齢ほど「赤身好き」
健康志向の高まりとともに肉の脂肪分の多い部位より赤身が好まれる傾向にあるという。また、「熟成赤身」など新たな提供方法もメジャーになりつつあるということで、今回は牛肉に関しての脂肪割合や食べ方の志向についてアンケート。まずは基本的に脂のある部位と赤身ではどちらが好きかを聞いたところ、全体では「脂身派」が「赤身派」を上回った。圏域別では、関西圏でやや「赤身派」が多めで、性・年代別では、男性より女性で「赤身派」が多く、年齢層としては高齢になるほど「赤身派」が多めであるということがわかった。
＜牛肉の「脂肪割合」の好み（単一回答）＞
■3圏域合計
脂身派：57.6％ 赤身派：36.1％ 牛肉は苦手：6.3％
■首都圏
脂身派：57.8％ 赤身派：35.4％ 牛肉は苦手：6.8％
■関西圏
脂身派：57.2％ 赤身派：37.4％ 牛肉は苦手：5.3％
■東海圏
脂身派：57.6％ 赤身派：36.0％ 牛肉は苦手：6.4％
＜牛肉の「脂肪割合」の好み（性・年代別から抜粋・単一回答）＞
■男性30代
脂身派：68.3％ 赤身派：28.3％ 牛肉は苦手：3.4％
■女性30代
脂身派：53.8％ 赤身派：39.1％ 牛肉は苦手：7.2％
■男性50代
脂身派：61.0％ 赤身派：34.5％ 牛肉は苦手：4.5％
■女性50代
脂身派：47.8％ 赤身派：41.5％ 牛肉は苦手：10.7％
※脂身派＝「脂が多めの方が好き」「ある程度、脂があるのが好き」の回答者合計、赤身派＝「脂が少なめ（赤身）の方が好き」の回答者。
◆5年前と比べて「赤身派」が増加
ここ5年での牛肉の脂肪割合に関する好みの変化を聞いたことろ、3圏域合計では、脂身側に好みが変わった（3.0ポイント）に比べ、赤身側に好みが変わった（28.2ポイント）が大きく上回る結果であった。現在の赤身派がやや多かった関西圏、女性などの層で、ここ5年で「赤身派」に変わったという回答が多く、赤身派が多いグループについては、ここ最近で好みが変わった結果であると言えそうだ。
＜現在の好みと、5年前と比べての好みの変化（単一回答）＞
■3圏域合計
脂身側に好みが変わった：3.0％ 赤身側に好みが変わった：28.2％
■首都圏
脂身側に好みが変わった：3.3％ 赤身側に好みが変わった：27.6％
■関西圏
脂身側に好みが変わった：2.8％ 赤身側に好みが変わった：29.7％
■東海圏
脂身側に好みが変わった：2.5％ 赤身側に好みが変わった：27.5％
＜現在の好みと、5年前と比べての好みの変化（性・年代別から抜粋・単一回答）＞
■男性30代
脂身側に好みが変わった：5.9％ 赤身側に好みが変わった：25.8％
■女性30代
脂身側に好みが変わった：2.0％ 赤身側に好みが変わった：33.2％
■男性60代
脂身側に好みが変わった：2.3％ 赤身側に好みが変わった：28.2％
■女性60代
脂身側に好みが変わった：1.6％ 赤身側に好みが変わった：29.2％
◆赤身が好きな理由は「健康志向」プラス「味」
もともと「赤身派」の人と最近赤身側に好みが変わった人に、赤身が好きな理由を複数回答で聞いたところ、最も多い回答は「体が脂を受けつけない」、2番目が「赤身の方がヘルシー」と健康系の回答だったが、25～30％という少なからずの人が「赤身の方がおいしい」「肉本来の味を楽しめる」を選択し、健康志向だけではなく、味覚としても赤身に魅力があることを挙げた。「赤身の方が安く食べられる」という経済的理由はほとんど選ばれなかった。男女別では、女性で健康上の理由を挙げる回答が多く、男性で「味」を選ぶ回答が多かった。
＜脂が少なめ（赤身）の方が好きな理由・より脂の少ない方が好きになった理由 （「もともと赤身が好き」「赤身側に好みが変わった」の回答者・3圏域計・複数回答）＞
第1位：脂が多いと胃もたれするなど、体が受けつけなくなったから 46.2％
第2位：赤身の方がヘルシーだと思うから 45.6％
第3位：赤身の方がおいしいから 30.1％
第4位：赤身肉の方が、肉本来の味を楽しめると思うから 25.3％
第5位：赤身の方が安く食べられるから 4.2％
【調査概要】
調査時期：2014年4月1日（火）～2014年4月7日（月）
調査対象：首都圏・関西圏・東海圏在住の20～69歳の男女（株式会社マクロミルの登録モニター）
有効回答数：9765人
その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
