「アンチエイジング」に関する意識調査 

2014年05月19日
アサヒグループホールディングスの、アサヒグループホールディングスお客様生活文化研究所は、2014年5月7日(水)~5月13日(火)にインターネットで、「アンチエイジング(老化防止)」に関する意識調査を実施し、2,092人の有効回答を得ました。

【調査サマリー】

■全体の8割以上が、加齢による身体機能の低下や衰えをできるだけ小さくする「アンチエイジング」に関心を持っていると回答。

■自分の実年齢と見た目を客観視した場合、「自分を実年齢より若々しい」と感じる人は32.7%。

■自分自身で「年を取ったな」と老化を感じるのは、男女共に「白髪が増えた」(54.4%)。
 男性は「体力がなくなった」、女性は「シミ・くすみが気になる」が次点。

■具体的なアンチエイジング対策1位は「お水・お茶をたくさん飲むようにしている」(35.1%)
 「水分補給」「睡眠」など、「生理現象」を働かせる人が目立つ。

【調査結果】

Q.あなたはアンチエイジング(老化防止)に興味がありますか?(単回答 N=2,092)
⇒全体の8割以上が、加齢による身体機能の低下や衰えをできるだけ小さくする
 「アンチエイジング」に関心を持っていると回答。

アンチエイジングについて、「非常に興味がある」と回答した人は全体の38.6%でした。さらに「まあまあ興味がある」という声も46.5%を数え、全体の8割以上の人びとが、加齢による身体機能の低下や衰えをできるだけ小さくする「アンチエイジング」に関心を持っていることが明らかとなりました。

また、性別に見てみると、「非常に興味がある」という声は男性では23.4%であったのに対し、女性では男性よりも20%以上高い48.5%を数え、圧倒的な差で女性の方がアンチエイジングに対して関心が高いことが分かりました。

Q.自分の実年齢と見た目を客観視した場合、自分は若々しい?老けている?(単回答 N=2,092)
⇒「自分を実年齢より若々しい」と感じる人は32.7%。

自分の実年齢と見た目を客観視した場合、「自分を若々しい」と感じる人は32.7%で、性別・年代別に見ても、常に30%前後をキープしていることが分かりました。その一方で、「実年齢よりも老けていると思う」という声は13.4%。「(実年齢よりも)若々しいと思う」という声は、「老けていると思う」よりも3倍近く高く、「見た目は若い」と自覚する人が意外に多いことがうかがえます。

Q.自分自身で「年を取ったな」と老化を感じるのは、どんな時?(複数回答 N=1,977)
⇒自分自身で「年を取ったな」と老化を感じるのは、男女共に「白髪が増えた」(54.4%)。
 男性は「体力がなくなった」、女性は「シミ・くすみが気になる」が次点。

自分自身で「年を取ったな」と老化を感じるのは、男女共に「白髪が増えた」(54.4%)でした。「白髪の目立たないヘアスタイルに気を使うようなった」(男性30代、千葉県)「白髪は20代の半ばからあり、今染めている。落とすと全部白くなる気がして怖くてできない」(女性40代、広島県)など、白髪の出現は男女問わず、加齢を強く実感させられる「老化現象」であることがうかがえます。

また、男性は「体力がなくなった」(55.2%)「少し運動すると息切れする」(38.3%)「足腰・肩などあっちこっち痛い」(35.8%)など、「身体機能」の低下に加齢を実感する傾向が多く見受けられました。一方で女性は、「シミ・くすみが気になる」(41.8%)「肌のハリや潤いがなくなった」(28.3%)、「シワ(おでこやほうれい線、目尻など)が深くなって消えない」(20.3%)など、鏡を通して自らの老化を思い知るなど、「顔面」の「肌年齢」「外見の変化」に敏感なことが分かります。

Q.アンチエイジングの対策として実践していることは?(複数回答 N=1,696)
⇒1位は「お水・お茶をたくさん飲むようにしている」(35.1%)
 「水分補給」「睡眠」など、「生理現象」を働かせる人が目立つ。

アンチエイジング対策として最も回答が多かったのは「お水・お茶をたくさん飲むようにしている」(35.1%)でした。「寝る前と目覚めた時に、コップ一杯の水かお茶を飲むようにしている」(男性40代、愛知県)など、身体の代謝を促進するために「水分補給」を欠かせないという声。人間の体の60%、また脳は80%が水分で出来ています。自由回答の中には「水分を取ることは体にいいと聞くので、1日2Lは飲むように心がけている」(女性20代、神奈川県)など、大人が1日に失う水分量である「2リットル」を目安に「水分補給」をするという人もいました。

2位は「睡眠をしっかりと取っている」(34.7%)。「10時間くらい寝た翌朝は肌が綺麗、体力が復活している」(女性20代、栃木県)、「睡眠をしっかりとって、少し足りない時は昼寝する」(女性40代、神奈川県)など、「美しい肌は夜つくられる」と言われますが、十分な睡眠は健康を維持すると共に「肌コンディション」を整えるという声が目立ちました。

3位は「ビタミンを豊富に含む野菜を中心とした食生活を心がける」(33.0%)。「サラダなど野菜をたくさん食べるよう気をつけている」(女性50代、広島県)、「ガーデニングで作った有機肥料無農薬の果実や野菜をジュースにして飲んでいる」(女性40代、兵庫県)など、ビタミン類などの栄養素を豊富に含む野菜は、「疲労回復」や「美肌」に欠かせない成分として食事からの摂取を心がけるという声が寄せられました。


【調査概要】
調査対象:全国の20歳以上の男女2,092人(有効回答数、男性825人、女性1,267人)
調査方法:インターネット
調査期間:2014年5月7日(水)~5月13日(火)

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[アサヒグループホールディングス]
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