雨具に関する調査 

2014年05月23日
楽天リサーチは、レイングッツ(雨具)に関するインターネット調査を実施。今回の調査は、5月13日から14日の2日間、楽天リサーチに登録しているモニター(約230万人)の中から、全国に在住する20代から50代の女性、計1000人を対象に行いました。

【調査結果】

■レインブーツは2人に1人が所有している

はじめに、現在持っているレイングッツ(雨具)に関して聞いたところ、「傘」が97.7%と最も多く、次いで、「レインブーツ(長靴)」が49.3%、レインコート(パーカーやポンチョタイプを含む)が35.1%と続いている。
レインブーツ(長靴)はおおよそ2人に1人が所有しているが、30-50代は半数以上が所有していると回答しているのに対し、20代の所有は34.0%と、やや少なくなっている。
一方で、今後欲しいレイングッツ(雨具)に関して聞いてみると、「この中にはない/特にない」が37.4%とトップになったものの、「レインブーツ(長靴)」が25.8%と、約4人に1人がレインブーツ(長靴)が欲しいと回答しており、年代別にみると特に20代が高く、33.2%となっている。
20代女性は他の年代よりもレインブーツの所有率が低く一方で購入意向が高いことから、まだまだ今後も浸透していく可能性がありそうだ。

■購入時、傘は価格重視、レインブーツ(長靴)は価格よりデザイン重視の傾向

次に、レイングッツ(雨具)をどのような基準で購入しているのか聞いたところ、傘については、「価格(70.8%)」が2位と僅差でトップとなっており、次いで「デザイン(68.2%)」、「軽量(32.8%)」となっている。年代別にみると、価格については比較的20代が重視をしており、逆に軽さについては年齢が高くなるにつれて重視する割合が高くなっている。
レインブーツ(長靴)においては、「デザイン(80.5%)」が最も重視され、次に「価格(63.7%)」となっており、その後は2割以下で続いている。

■レインブーツやパンプスは「あると便利だと思ったから」が一番の新調理由

1年未満に購入したアイテムについて、新調理由を聞いたところ、傘は「使っていたものが壊れたから(43.9%)」が最も高く、次いで「お気に入りのデザインを見つけたから(24.8%)」、「古くなってきたから(19.6%)」という必要に迫られての再購入理由が目立つことに対し、レインブーツ(長靴)は「あると便利だと思ったから(32.6%)」、「お気に入りのデザインを見つけたから(29.1%)」、「雨の日を快適に過ごしたいと思ったから(22.0%)」といった、雨の日を快適に過ごすため、プラス要素での購入理由が上位となっている。
「レインパンプス(シューズ)」や、「レインコート(パーカーやポンチョタイプを含む)」に関してもレインブーツ(長靴)と同様の傾向が見受けられる。

■職場へレインブーツ(長靴)での出社は女性には受け入れられている様子

レインブーツ(長靴)で職場に出社することをどのように思うかとの設問では、「マナー違反だと思う」はわずか4.2%しかおらず、「特に何も思わない(49.0%)」、「雨の日なのでしょうがないと思う(46.8%)」が大多数を占めた。レインブーツ(長靴)で職場に出社することは、女性には受け入れられているようだ。

■憂鬱な雨の日でも、外出を楽しむ商品・サービスは今後浸透の余地がありそう

雨の日の外出を楽しむために行っている工夫を自由に記入してもらったところ、「予約の取りにくい飲食店等にアプローチしてみる」、「ポイントアップのお店に買い物に行く」といった雨の日のメリットを見つけている人や、「雨具を可愛いものに統一」、「傘は出来るだけ好きなデザインのものを選ぶ」といった形で、つい憂鬱になってしまいがちな雨の日を、女性ならではの方法で気分を上げようとしている回答が多く見受けられた。
お店や施設で雨の日限定のサービスを行っていることに対する認知では半数近くがサービス自体知らないと答えており、今後認知率をあげることで雨の日の外出を楽しもうと思う層の取り込みにつながる可能性がありそうだ。


【調査概要】
調査エリア  :全国
調査対象者  :20代から50代 女性
回収サンプル数:1000サンプル
調査期間   :2014年5月13日から14日
調査実施機関 :楽天リサ-チ株式会社

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[楽天リサーチ]
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