スマホゲームユーザーの動画視聴動向調査(前編) 

2014年06月18日
サイバーエージェントの連結子会社であるCyberZは、全国のスマートフォンゲームユーザー男女3,000名を対象に、スマートフォンでの動画視聴動向調査を実施。

本調査は、前編・後編に分けて、スマートフォンにおける動画視聴頻度や、視聴する動画ジャンル、さらに動画視聴後のアクションや課金行動などについて発表。なお、本調査における「動画」は、動画サイトやアプリマーケットなどにおいて、無料視聴できる動画全般を示し、「ゲーム」は、スマートフォンゲーム及び家庭用ゲーム機のソフトなど含めたゲーム全般を示す。

【本調査を実施した背景】

国内のスマートフォンゲーム市場規模は、2013年に国内家庭用ゲームソフト市場規模のおよそ2.2倍へ拡大し、その成長率は前年比178%と高水準で拡大しています(※)。市場の拡大を受け、国内外における広告主のスマートフォン広告出稿需要が急速に増加するとともに、より効果的なスマートフォン広告手法の拡充が求められています。このような背景を受け、当社は、売上規模が急速に拡大傾向にある、動画領域におけるスマートフォン広告商品のポテンシャルや、スマートフォンゲームユーザーの動画視聴動向を明らかにするべく、本調査を実施いたしました。

【調査結果】

【設問1】 スマートフォンゲームユーザーが無料動画を視聴する頻度

スマートフォンゲームユーザー男女3,000名において、無料動画の視聴頻度は「週1回~複数回」が40.7%と最も高い結果となりました。また、全体のうちスマートフォン端末で視聴しているユーザーが約8割(2,475名)を占め、そのうちゲーム動画の視聴経験があるユーザーに関しては、「1日1回~複数回」が49.8%と視聴頻度が高い傾向が確認できました。利用OS別では、iPhoneユーザーは「1日に複数回」が13.4%となり、Androidユーザーの9.7%をやや上回る結果となりました。

【設問2】 スマートフォン端末でゲーム動画を視聴する目的
ゲーム動画の視聴目的は、「ゲームについて詳しく知るため」が66.6%と最も高く、次いで、「他のユーザーがどのようにプレイしているか気になったため」51.3%、「攻略方法を調べるため」47.1%となりました。一方、スマホゲームに課金をしたことがあるユーザーに関しては、全体と比較して「攻略方法を調べるため」と「ゲームのクオリティを事前に確認するため」がやや高い傾向が確認できました。

【設問3】 スマートフォン端末で無料動画・ゲーム動画を視聴するユーザーの課金経験
スマートフォンゲームユーザーのうち、課金経験のあるユーザーは36.1%となりました。一方、ゲーム動画の視聴経験があるユーザーに関しては、課金経験者の割合が57.4%となり、全体の傾向を大きく上回りました。さらに、「1週間以内に課金をした」割合も15.8%と、全体の傾向と比較して高い結果となりました。

【設問4】 「スマートフォンゲーム」の動画を視聴した直後、対象ゲームをインストールした経験
ゲーム動画視聴経験があるユーザーのうち、スマートフォンゲームに関する動画を視聴した経験のあるユーザーは過半数を占め、そのうち、動画を視聴した直後に対象ゲームをアプリマーケットでインストールしたことがあるユーザーは、59.8%という結果となりました。これにより、スマートフォンゲームに関する動画視聴後に過半数のユーザーが対象ゲームをインストールした経験があることが確認できました。

※ CyberZ/シード・プランニング社共同調べ「スマートフォンゲーム市場動向調査」(2014年3月25日発表)による。


【調査概要】
調査主体:株式会社CyberZ
調査時期:2014年5月9日~2014年5月11日
調査方法:インターネットリサーチ
調査対象:普段スマートフォンゲームで遊んでいる18歳~39歳の男女
有効回答数:3,000サンプル

株式会社CyberZ調べ

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[CyberZ]
 マイページ TOP