音楽ライブと音楽視聴に関する調査2014 

2014年06月23日
スカパーJSATは、10代~60代男女が、日頃、どのように音楽ライブと接し、どのような意識を持っているのか、また、どのような音楽、アーティストを求めているのかを探るため、「音楽ライブと音楽視聴に関する調査2014」を全国の15歳~69歳の男女1,000名に対し、2014年5月23日~5月30日の8日間で、インターネット調査(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施。

【調査結果】

≪音楽・音楽ライブとの接触状況≫
◆毎月音楽ライブを楽しんでいる 10代女性では6割
◆音楽ライブ好きシニアがなぜか持っている!「モテ」と「若さ」と「リーダーシップ」

はじめに、全国の15歳~69歳の男女1,000名(全回答者)に、日頃、どのくらい音楽や音楽ライブと接触しているか聞きました。まず、≪音楽を聴く≫頻度を聞いたところ、「ほぼ毎日」が54.6%と半数を超え、『週に1日以上』(「ほぼ毎日」~「週に1日」の合計、以下同様)の割合は88.0%と9割近くとなりました。

“音楽ライブ”の接触状況はどのようになっているのでしょうか。
≪音楽ライブ(TV番組やDVD、動画などの映像を含む)を楽しむ≫頻度を聞いたところ、『週に1日以上』は29.4%、『月に1日以上』(「ほぼ毎日」~「月に1日」の合計、以下同様)は43.8%となりました。
男女別に『月に1日以上』の割合をみると、男性(37.6%)よりも女性(50.0%)のほうが高く、特に、10代女性では58.9%でした。

それでは、音楽ライブをよく楽しんでいる人たちとは、どのような人たちなのでしょうか。

全回答者(1,000名)に対し、≪モテ≫、≪若さ≫、≪リーダーシップ≫について、それぞれ自分はどのタイプに近いか聞いたところ、『モテている』は19.1%、『同世代に比べ若い』は57.5%、『リーダータイプである』は26.8%となりました。
これを、音楽ライブ好き(※1)に注目し、年代別にみると、音楽ライブ好きの50代、60代では、≪モテ≫、≪若さ≫、≪リーダーシップ≫のいずれにおいても“持っている”割合が他の年代層よりも高く、音楽ライブ好きの50代では『モテている』25.6%、『同世代に比べて若い』79.5%、『リーダータイプである』39.7%、また、音楽ライブ好きの60代では『モテている』40.9%、『同世代に比べて若い』81.8%、『リーダータイプである』34.8%となりました。
※1 音楽ライブの接触頻度が『月に1日以上』の層を“音楽ライブ好き”とした

≪音楽ライブの楽しみ方≫
◆音楽ライブの楽しみ方 会場より“音楽ライブ番組”や“ライブDVD”
◆10代は“ケータイ・スマホ”で音楽ライブをエンジョイ
◆バブル世代の4割が“音楽ライブ番組”をもっと楽しみたい
◆団塊の世代の2割が“タブレット”で音楽ライブをもっと楽しみたい

音楽ライブを楽しんでいる816名に、どのような方法で音楽ライブを楽しんでいるか聞いたところ、最も多かったのは「TVの音楽ライブ番組(録画含む)で」で64.3%、次いで「ブルーレイ・DVDのライブ映像で」40.3%、「CD(ライブ音源を収録したもの)で」39.1%、「ライブ会場で」38.8%、「パソコンからのインターネット(動画共有・配信サイト)で」30.1%、「ケータイ・スマホからのインターネット(動画共有・配信サイト)で」25.1%が続きました。ライブ会場よりもTVの音楽ライブ番組やDVDのライブ映像など、自宅で音楽ライブを楽しんでいる人が多いようです。
年代別にみると、10代、20代ではインターネット経由で楽しんでいる割合が他の年代層より高く、特に10代では、「ケータイ・スマホからのインターネット(動画共有・配信サイト)で」(61.7%)が最も多くの人に楽しまれている方法でした。

次に、音楽ライブを楽しんでいる816名に、音楽ライブを“今よりももっと”楽しみたい方法を聞いたところ、「ライブ会場で」が最も多く66.2%、次いで「TVの音楽ライブ番組(録画含む)で」33.1%、「ブルーレイ・DVDのライブ映像で」31.5%が続きました。
世代別(※2)にみると特徴がみられ、バブル世代では「TVの音楽ライブ番組(録画含む)で」が他の世代より高く42.1%となりました。また、団塊の世代では「ライブ会場で」(43.8%)が他の世代より低くなりましたが、他方「タブレット端末(iPadなど)からのインターネット(動画共有・配信サイト)で」(18.8%)では他の世代より高くなりました。
※2 1947年~1949年生まれを「団塊の世代」/1950年~1964年生まれを「しらけ世代」/1965年~1969年生まれを「バブル世代」/1970年~1986年生まれを「氷河期世代」/1987年~1999年生まれを「ゆとり世代」とした

≪夏の音楽ライブの楽しみ方≫
◆夏フェスが待ち遠しい? 4割が夏の野外音楽ライブを楽しみたい
◆野外音楽ライブではファッションにこだわりたい 女性の4割
◆夏休みは家族で“ホームライブ”を楽しみたい 音楽ライブ好きパパの3人に1人

夏フェスの季節が近づき、今からフェスへの参加が待ち遠しい人もいるのではないでしょうか。
そこで、全回答者(1,000名)に、夏の野外音楽ライブを楽しみたいと思うか聞いたところ、38.5%が同意を示しました(「非常にそう思う」と「ややそう思う」の合計」、以下同様)。

次に、野外音楽ライブに行くときのファッションについて聞きました。
全回答者(1,000名)に、野外音楽ライブに行くときファッションにはこだわりたいと思うか聞いたところ、33.2%が同意を示し、男女別に同意率をみると、男性の24.8%に対し、女性では41.6%と女性の方が高くなりました。

“子どもと一緒に楽しみたい!でも、炎天下の中、子どもが心配”というパパ・ママは、家で音楽ライブ番組などを楽しむ“ホームライブ”という楽しみ方があります。
そこで、夏休みは家族と家で音楽ライブを楽しみたいと思うか聞いたところ、音楽ライブ好きのパパ・ママの同意率は、それぞれ36.2%、26.4%となり、音楽ライブ好きパパの3人に1人、音楽ライブ好きママの4人に1人が夏休みに家族で“ホームライブ”を楽しみたいとしました。今年の夏休みには、親子で“ホームライブ”を楽しんでみてはいかがでしょうか。

≪音楽ライブ×デートに関する意識 アリ?ナシ?≫
◆初デートで音楽ライブはアリ?ナシ? 20代女性の6割がアリ!
◆猛暑日は音楽ライブをみる家デート 20代女性の7割がアリ!

≪音楽・音楽ライブとの出会いと価値観≫
◆人生や価値観を変えた音楽がある 20代女性の3人に2人
◆最も好きな音楽ジャンル 20代の5人に1人が「アニメソング」
◆音楽で重視すること アーティストの容姿や流行より“メッセージ性”
◆忘れられない“自分にとっての伝説の音楽ライブ”がある バブル世代の半数以上

≪求められているアーティスト・曲≫
◆ココロ動かされた究極のフォークシンガー 60代シニア男性では1位「井上陽水」さん
◆究極の「ラブソング」は「I LOVE YOU(尾崎豊)」、究極の「失恋ソング」「ノリノリソング」と言えば?
◆究極の「アニソン」は「残酷な天使のテーゼ(新世紀エヴァンゲリオン)」、究極の「映画の主題歌」と言えば?
◆復活して欲しいバンド・グループ1位は「プリンセス プリンセス」、50代では「オフコース」、60代では「かぐや姫」
◆夏のドライブで聞きたいアーティスト 1位「サザンオールスターズ」、2位「TUBE」、3位「嵐」
◆女性が結婚式で流したい曲ランキング 1位「愛をこめて花束を(Superfly)」、2位「家族になろうよ(福山雅治)」
◆SMAP/嵐/AKB48/きゃりーぱみゅぱみゅに楽曲を提供して欲しいアーティスト
 SMAPでは1位に「井上陽水」さん、嵐では1位に「桑田佳祐」さん
 AKB48では3位に「松任谷由実」さん、2位に「小室哲哉」さん、1位は?


【調査概要】
調査タイトル:音楽ライブと音楽視聴に関する調査2014
調査地域:全国
調査対象:ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする15~69歳の男女
調査期間:2014年5月23日~5月30日
調査方法:インターネット調査(モバイルリサーチ)
有効回答数:1,000サンプル(有効回答から各性年代がほぼ均等になるよう1,000サンプルを抽出)
(内訳)
 男性500名(10代83名/20代84名/30代83名/40代84名/50代83名/60代83名)
 女性500名(10代83名/20代83名/30代84名/40代83名/50代84名/60代83名)
実施機関:ネットエイジア株式会社

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