「料理の意欲」についての意識調査 

2014年03月24日
貝印は、2014年3月に今年就職を控えたフレッシャーズ男女計100名を対象に「料理の意欲」について意識調査を実施。
調査の結果、毎日あるいは週4~6日は料理をしたいという人が、約64%もいるということが分かりました。その理由は「消費税アップによる節約」や「栄養バランス」という堅実な社会人生活への意気込みのほか、「料理が作れると魅力的」「以前から興味があった」という回答も多く、料理自体への関心の高さがうかがえます。同時に調査した入社2~3年目の先輩社会人をみても料理の頻度はより高まり、意欲だけで終わらず、料理は実際の社会人には必須の生活要素になっていることがわかります。

【調査結果】

社会人になってから料理をしたいと思いますか?(フレッシャーズ)
*料理をしたい人は84%!
・料理をしたい 54%
・やや料理をしたい 30%
・どちらともいえない 9%
・あまり料理をしたくない 5%
・料理をしたくない 2%

2014年度フレッシャーズ 料理に8割が意欲的! その理由は栄養バランスと消費税
フレッシャーズの約8割が料理をしたい・ややしたいという、高い意欲を感じられる回答に。特に女性は6割以上が積極的に料理をしたいと考えています。
その理由で一番多いのが「外食だと栄養バランスがかたよるから(野菜をとりたいから)」という健康意識の高さ。また4月からの消費税アップによる節約意識も高く、フレッシャーズ・先輩社会人ともに堅実な思いが現れています。さらに「料理が作れると魅力的だから」「以前から興味があった」と料理自体への関心の高さもうかがえます。

料理をしたい理由(フレッシャーズ)
・外食だと栄養バランスが偏るから(野菜を摂りたいから) 51.2%
・料理が作れると魅力的だから 46.4%
・消費税がアップするから(節約になるから) 39.3%
・前から興味があって一人暮らしを始めたらやりたいと思っていたから 36.9%
・料理を趣味にしたいから 31.0%
・料理ができたら異性にモテそうだから 9.5%

料理をしたい理由(先輩社会人)
・節約になる為 66.2%
・前から興味があって一人暮らしを始めたらやりたいと思っていたから 53.5%
・料理が作れると魅力的だから 40.8%
・外食だと栄養バランスが偏るから(野菜を摂りたいから) 38.0%
・料理を趣味にしたいから 23.9%
・料理ができたら異性にモテそうだから 12.7%

社会人になると料理の機会が増える!
実社会で活躍している先輩社会人で、学生時代より料理の機会は増えた人が、約半数。特に女性は6割近い方が増えたと回答しています。その頻度も毎日・週4~6日という人が半数弱。忙しい毎日の中でも、かなりの頻度で料理をしていることがわかりました。

現在料理をする頻度(先輩社会人) *週4日以上料理をする人は約半数。
・毎日 19.0%
・週4-6回 26.0%
・週2-3回 22.0%
・週1回 11.0%
・月2-3回 6.0%
・月1回 5.0%
・月1回未満 11.0%

社会人になってから料理をする機会は増えましたか?(先輩社会人) *料理の機会が増えた人は74%
・機会が増えた 44.8%
・やや機会が増えた 29.2%
・どちらとも言えない 11.5%
・あまり機会は増えていない 6.3%
・機会は増えていない 8.3%

フレシャーズが作ってみたいのは肉じゃが、カレー、鶏のから揚げ
フレッシャーズが作ってみたいと思っているのは、上記の3つ。また男性にはチャーハンも人気です。
でも先輩社員が実際に作った料理となると、肉じゃがや鶏のから揚げはダウン。時間や手間がかかりそう?と思われる料理の割合が下がる結果に。

作ってみたい料理はなんですか?(フレッシャースベスト10)
1位 肉じゃが
2位 カレー、鶏のから揚げ
4位 焼きそば
5位 ハンバーグ、オムライス
7位 パスタ
8位 お味噌汁
9位 餃子
10位 麻婆豆腐

社会人になってから、初めて作った料理(先輩社会人ベスト10)
1位 カレー
2位 スープ
3位 お味噌汁、パスタ
5位 チャーハン、オムライス
7位 肉じゃが、麻婆豆腐
9位 餃子、うどん

料理の悩みは「時間」と「包丁の技術」
フレッシャーズ、先輩社会人ともに悩みは、切り方のバリエーションがないなどの包丁の技術。そして学生とは異なりプライベートの時間が少なくなる中で、時間がかかりそう(かかる)ということも料理に対する心配事のひとつ。また、先輩社会人(特に女性)になるとレシピを知らないという悩みも増え、意欲はあっても時間や知識の無さが悩みの種となっているようです。

料理をするにあたってどのような心配事がありますか
<フレッシャーズ>
・時間がかかりそう 61.9%
・包丁の技術(切れるけどバリエーションがない) 59.5%
・レシピを知らない 52.4%
・調理道具の手入れが面倒 33.3%
・調味料の加減がわからない 31.0%
・キッチン(部屋)がちらかりそう 21.4%

<先輩社会人>
・レシピを知らない 64.1%
・包丁の技術(切れるけどバリエーションがない) 53.8%
・キッチン(部屋)がちらかりそう 46.2%
・時間がかかりそう 43.6%
・調味料の加減がわからない 41.0%
・調理道具の手入れが面倒 25.6%

買い揃えたいキッチンツールは、包丁・鍋・まな板。予算をかけたいのは包丁
新生活に必要なのは基本の3点。中でも包丁には女性で3割以上、男性では6割ものフレッシャーズが予算をかけたいと思っています。先輩社会人も実家から持たされたのは包丁が多く、キッチンツールの鍵になっています。

予算をかけたいキッチンツール(フレッシャーズ)
・包丁 44.8%
・鍋類 37.3%
・キッチンハサミ 7.5%
・トング 3.0%
・まな板 3.0%
・フライ返し 3.0%
・菜箸 1.4%

買い揃えたいキッチンツールは何ですか?(フレッシャーズ)
1位 包丁、まな板
3位 鍋
4位 ボール
5位 お玉

実家の家族に持たされたキッチンツールはなんですか?(先輩社会人)
1位 包丁
2位 まな板
3位 菜箸、キッチンばさみ


【調査概要】
サンプル数:2014年4月に社会人になる男女 100名 入社3年目までの男女 100名 合計200名
調査対象者:全国
調査方法:インターネットリサーチ
調査時期:2014年3月
調査内容:「新生活での料理の意欲について」単一回答ならびに複数回答にて調査を行い分析

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[貝印]
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