「転職のリスク」に関する調査(女性対象) 

2014年06月27日
エン・ジャパンが運営する、「[en]ウィメンズワーク」上で、サイト利用者の女性555名を対象に「転職のリスク」をテーマにアンケート調査を行いました。

【調査結果概要】

政府の新成長戦略に「女性の活用」が盛り込まれ、女性採用・活躍推進は各企業でテーマとされています。今回の正社員転職を希望する女性を対象としたアンケートでは、現在の会社にとどまることにリスクを感じるか質問しました。「非常に感じる」(21%)「感じる」(60%)と、80%以上の方が危機感を抱いているという結果に。理由の第1位は「年齢を重ねると転職が難しくなる」(64%)ことにあるようです。

逆に会社を辞めることについても、リスクを「非常に感じる」(30%)「感じる」(55%)と同じく80%以上の方が回答しました。理由の第1位は「転職先が見つからない」(72%)こと。双方の結果から、多くの方が「転職の難しさ」を懸念していることがうかがえます。

転職のリスクを軽減するために心がけていることの第1位は「自分の希望や条件を明確にする」(64%)こと。「転職で得られるものと失うものが明確になり覚悟ができる」などの声がありました。

【調査結果詳細】

1: 80%以上の方が会社にとどまることにリスクを感じると回答。

「今の会社にとどまることに、リスクを感じますか?」という質問に対して、「非常に感じる」(21%)「感じる」(60%)と、80%以上の方が危機感を抱いていることが分かりました。理由の第1位は「年齢を重ねると転職が難しくなる」(64%)。具体的には「スキルアップするような仕事内容ではないため、歳をとってからの転職に不安を感じる」「30歳を過ぎるとよっぽどの経験がない限り転職は難しそう」など、とどまっていても自身の市場価値が向上せず、将来の選択肢が狭まるのではと懸念する声があがりました。

2:85%の方が会社を辞めることにリスクを感じると回答。

会社にとどまることをリスクと捉える方が大半を占めていますが、「今の会社を辞めることに、リスクを感じますか?」という質問に対しては、「非常に感じる」(30%)「感じる」(55%)という結果に。理由の第1位は「転職先が見つからない」(72%)こと。具体的には「希望に合う新しい仕事はなかなかない」という意見が圧倒的多数を占めました。他にも、「(現在の)会社独自のシステムや製品に詳しくても、その会社の中でしか価値がない」「自分がどんな業務で役に立てるかわからない」といった自分のスキルや能力が市場でどう評価されるのかを不安に感じている様子がうかがえます。会社にとどまることも、辞めることも、どちらも将来の転職可能性を見据えた際にリスクと捉える方が多いことが分かりました。

3:64%の方が「自分の希望や条件を明確にする」ことで転職リスク軽減を図ると回答。

「転職のリスクを軽減するために、心がけていることは何ですか?」という質問の第1位は「自分の希望や条件を明確にする」(64%)こと。具体例としては「自分の希望や条件をしっかりと考えておくことで、転職によって得られるものと失うものが明確になり、それなりに覚悟ができる」。「妥協できることとできないことを明確に」しておくことで、納得のいく転職が実現できると考えているようです。


【調査概要】
調査方法:インターネットによるアンケート
調査対象:「[en]ウィメンズワーク」利用者555名
調査期間:2014年4月24日~5月28日

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[エン・ジャパン]
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