消費税増税前の消費者意識 

2014年04月25日
日本リサーチセンターは、「消費税増税前の消費者意識」について、オムニバス調査(NOS:日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)により自主調査を企画・実施。

【調査結果の要約】

1. 消費税増税は納得されているか?
この4月からの「消費税8%への増税」については、「納得できる」「納得できない」がほぼ半数で拮抗しているが、2015年10月に予定されている「消費税10%への増税」は、「納得できない」が66%と多い。
8%への増税は納得しているが、10%への増税は納得できない

2. 増税前の消費に対する意識は?
「家計への影響が大きい」と考える人が85%と多いが、「高額商品の買い急ぎ」をしたいと考える人は39%、「日用品の買いだめ」をしたいと考える人は45%、「増税後の買い控え」については53%といずれも半数以下。
また、「消費税がかかる、かからないサービスを詳しく知っている」人は16%にとどまる。
増税前の行動としては、増税後の買い控え > 日用品の買いだめ > 高額商品の買い急ぎ の順

3. 購入を早めたい商品・サービスは何か?
「増税前に購入を早めたもの/増税前に購入しておきたいもの」では、「日用品(25%)」がトップ。以下、「食料品(17%)」、「生活家電製品(15%)」、「ファッション(11%)」、「嗜好品(10%)」、「美容・健康(9%)」と続く。
増税前の対策として、「日用品」「食料品」「生活家電製品」の事前購入意向が高い
<年代別の傾向>
40代以下と50代以上で増税に関する消費意識に差があり、40代以下は増税に納得しておらず増税対策の意識が強く、50代以上はやむを得ない感が多く増税対策の意識も弱い
<男女別の傾向>
女性の方が増税に対する反応が強く、買い急ぎ/買いだめ/買い控えに積極的


【調査概要】
・調査対象:全国47都道府県の15~79歳までの男女個人
・有効回収数:1200人(サンプル)
 ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
・抽出方法:住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割当て
・調査方法:NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイによる毎月調査) 調査員による個別訪問留置調査
・調査実施期間:2014/3/5~2014/3/17

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本リサーチセンター]
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