日経BP社は、2014年の「環境ブランド調査」の結果を発表。今年で15回目を迎えるこの調査は、日経BP環境経営フォーラムが毎年主要560企業ブランドを対象に、各企業の環境に関する活動が一般の消費者にどう伝わっているかについてインターネットを利用してアンケート調査し、結果を集計・分析しているものです。今回は、2014年3月21日~4月25日にアンケート調査を実施し、全国の消費者1万8196人から有効回答を得ました。

■環境ブランド指数ランキング上位20位
順位/前年順位/企業ブランド名/指数

1 (1) サントリー 108.1
2 (2) トヨタ自動車 100.1
3 (4) イオン 86.6
4 (5) パナソニック 85.7
5 (8) 日産自動車 82.7
6 (3) キリンビール 78.8
7 (7) 日本コカ・コーラ 78.7
8 (9) シャープ 76.9
9 (10) サッポロビール 76.7
10 (15) 東芝 75.8
11 (13) ホンダ 75.4
12 (6) アサヒビール 75.0
13 (28) セブン-イレブン・ジャパン 74.3
14 (12) キリンビバレッジ 74.0
15 (17) 日立製作所 73.3
16 (22) キヤノン 73.0
17 (34) ヤマト運輸 72.6
18 (18) ブリヂストン 72.5
19 (11) 三菱電機 72.1
20 (25) アサヒ飲料 71.3

環境ブランド調査の総合指標である「環境ブランド指数」が最も高かったのはサントリーで、4年連続首位となった。環境ブランド指数は前年の104.1から108.1と伸び、強さを増した。また、構成する4つの指標「環境情報接触」「環境コミュニケーション」「環境イメージ」「環境評価」のすべてで初めて1位となり、独走態勢に入った。トヨタ自動車は5年連続2位ながら、環境ブランド指数は前年の94.0から100.1へと飛躍した。
東芝が前年15位から10位に上昇し、3年ぶりにトップ10入りした。環境・CSR担当者だけによるランキングでは東芝が1位となり、環境のプロに支持された。
20位以内には自動車、飲料、電機の大手が順当に入り、ほぼ評価が定着してきた。
総合ランキングが2012年から2014年の2年間で大きく順位を上げた企業ブランドに、ローソン、カゴメ、ダイキン工業、P&G、モスフードサービス、味の素がある。後述する属性別ランキングを見ると、ダイキン工業やP&Gは男性から、カゴメやモスフードサービスは女性から支持を集めたことが順位を押し上げたとみられる。

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[日経BP社]
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