「全国ゆるキャラ・ご当地キャラ」についての調査 

2014年07月31日
日本リサーチセンターは、全国15~79歳男女1,200人を対象に、訪問留置のオムニバス調査(NOS)を、毎月定期的に実施しております。このたび「全国ゆるキャラ・ご当地キャラ」について、オムニバス調査(NOS:日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイ)により自主調査を企画・実施いたしました。

【調査結果の要約】

◆ 全国ゆるキャラ・ご当地キャラが取り沙汰されるようになって久しい。
自治体公認・非公認問わず、中には熊本県の「くまモン」、千葉県船橋市の「ふなっしー」のように全国的に活躍している「ゆるキャラ」も多い。
「ゆるキャラ」自体は、広義では「ゆるいマスコットキャラクター」を略したものであるが、ここでは狭義のもの、すなわち国や地方公共団体、その他の公共機関等のマスコットキャラクターで着ぐるみ化されているものを指すこととする。
今年も秋に「ゆるキャラRグランプリ」が行われるが、その前の6月に、全国の15~79歳男女を対象に、訪問留置法で、ゆるキャラ認知度・好感度について聴取した。

1. 全国ゆるキャラ・ご当地キャラの認知度は?
・最もよく知られているのは「くまモン」と「ふなっしー」で、いずれも認知率は8割半を超えている。
・4割以上の認知率があるのは、上記2つに加え「せんとくん」「ひこにゃん」「ちっちゃいおっさん」のみ。
・男性より女性で認知率が高く、年代では60代以上で認知率が低くなる。
・全国では約3割の「メロン熊」が、地元北海道・東北エリアでは4割半ばなど、基本的に地元では認知率がより高くなる。一方で「くまモン」「ふなっしー」は全国レベルで認知率が高く、特に地元エリアのみ認知率が高い傾向はみられない。

2. 全国ゆるキャラ・ご当地キャラに対する一般の方の好感度は?
・2割の人が「とても好感が持てる」と回答し、「やや好感が持てる」も含めると4人に3人が好感を持っている。
・男性より女性で好感度が高く、特に40代女性で最も高い。一方、男女ともに70代は好感度が低くなる。


【調査概要】
・調査対象:全国47都道府県の15~79歳までの男女個人
・有効回収数:1200人(サンプル) ※エリア・都市規模と性年代構成は、日本の人口構成比に合致するよう割付実施
・抽出方法:住宅地図データベースから世帯を抽出し、個人を割当て
・調査方法:NOS(日本リサーチセンター・オムニバス・サーベイによる毎月調査) 調査員による個別訪問留置調査 
・調査実施期間:2014/6/4~2014/6/16

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[日本リサーチセンター]
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