海外サッカーと日本代表に関する調査2014 

2014年08月11日
スカパーJSATは、全国の20歳~49歳の男女サッカーファンが、ワールドカップ・ブラジル大会についてどのような感想を持ち、また、海外サッカーや海外で頑張る日本人選手にどのようなイメージを持っているのかを探るため、「海外サッカーと日本代表に関する調査2014」を全国の20歳~49歳のサッカーファン1,000名に対し、インターネット調査(携帯電話によるインターネットリサーチ)により実施。

【調査結果】

≪サッカーファンの最近1年間のサッカー観戦状況≫
◆ 最近1年間に「海外サッカー」を観た 30代男性サッカーファンの半数超
◆ ワールドカップ・ブラジル大会で「日本戦を観た」サッカーファンの9割半、「日本戦以外」では7割半


はじめに、全国の20歳~49歳のサッカーファンの男女1,000名(全回答者)に、最近1年間にどのようなサッカーの試合を観戦したか聞きました。

全回答者(1,000名)に、最近1年間に観た(試合のハイライトやダイジェストを含む)サッカーの試合を聞いたところ、「Jリーグ」は44.3%、「海外サッカー」は34.7%、「日本女子サッカーリーグ(なでしこリーグ)」は17.4%となりました。男女別にみると、男性では「海外サッカー」が46.2%と半数近くとなり、特に、30代男性では55.1%と半数を超える結果となりました。
また、今夏6月・7月に、サッカーワールドカップ・ブラジル大会が開催されましたが、日本代表の試合に目を向けると、「ワールドカップでの日本代表の試合」は94.8%と9割を超え、「ワールドカップでの海外代表同士の試合」は76.0%と4人に3人の割合となりました。また、「ワールドカップ以外の日本代表の試合」37.2%や「女子日本代表(なでしこジャパン)の試合」34.9%は3割台となりました。
男女別にみると、「ワールドカップ以外の日本代表の試合」は男性47.2%、女性27.2%でしたが、「ワールドカップでの日本代表の試合」は男性94.6%、女性95.0%、「ワールドカップでの海外代表同士の試合」は男性80.4%、女性71.6%となり、今回のワールドカップ・ブラジル大会の男女を問わない注目度の高さが明らかになりました。

≪ワールドカップ・ブラジル大会の振り返りと日本代表に対する思い≫
◆ 今回の日本代表に足りなかったと感じたことは? 1位「決定力」、2位「攻めの姿勢」、3位「個の力」


多くのサッカーファンがワールドカップ・ブラジル大会を観ていたことがわかりましたが、今回のワールドカップに対して、どのような思いを持っているのでしょうか。
まず、史上最強といわれた日本代表が残念ながらグループリーグで敗退という結果に終わりましたが、日本戦を観た948名に、今回の日本代表には何が足りなかったと思うか聞いたところ、「決定力(得点力)」61.7%が最も多く、次いで、「攻めの姿勢」39.0%、「個の力」36.1%、「勝利への執念」35.9%、「対戦相手に応じた戦い方」35.7%が続きました。退場で一人少ないギリシャを相手に引き分けになるなど、攻撃面での力不足を感じたサッカーファンが多いようです。また、大会中、選手の口からは“自分たちのサッカー”という言葉が出ていましたが、「自分たちのスタイルを貫くこと」は10.2%、「自分たちのスタイルを捨てること」は11.1%と拮抗する結果となりました。
サッカーファンの中でも、自分自身がサッカーをしているプレーヤーはどのように感じたのでしょうか。
サッカープレーヤー96名の回答をみると、「守備力」43.8%(全体31.3%)や「守りの姿勢」26.0%(同15.3%)において、全体よりも10ポイント以上高くなりました。今大会は、ゴールキーパーの活躍が目立ったり、3位になったオランダが5バックを採用していたりと、守備にも注目が集まった大会でした。また、日本代表も初戦で先制しながら逆転負けするなど、日本の守備面での力不足をプレーヤーはより感じたようです。

≪海外サッカーについて≫
◆ 日本人選手はもっと海外リーグに行くべき 約7割
◆ 世界最強だと思うプロサッカーリーグ 1位「ブンデスリーガ」、海外サッカーファンの1位は?
◆ 今後注目したい海外サッカーリーグ 1位「ブンデスリーガ」、2位「セリエA」
◆ 日本人に活躍して欲しい海外サッカーリーグ 1位「セリエA」、2位「ブンデスリーガ」
◆ 今後注目したい海外の日本人選手 1位「長友佑都選手(イタリア・インテル)」 女性では「内田篤人選手(ドイツ・シャルケ)」がトップ!


海外リーグに所属している選手や所属経験のある選手に、4年後のワールドカップ・ロシア大会での期待が多く集まっている様子が窺えました。また、今回のワールドカップでは、世界レベルの選手のプレーも観ることができたのではないでしょうか。
そこで、ワールドカップ・ブラジル大会を観た966名に、海外サッカーリーグに対する気持ちを聞いたところ、《日本人選手はもっと海外リーグに行くべき》では71.3%、《海外サッカーを観たい》では67.6%が、そのような気持ちに『なった』としました。

それでは、サッカーファンは、海外サッカーに対し、どのような思いを持っているのでしょうか。
まず、全回答者(1,000名)に、《世界最強だと思う海外サッカーリーグ》を聞いたところ、「ドイツ ブンデスリーガ」20.8%が最も多く、僅差で「スペイン リーガ・エスパニョーラ」19.1%、「イタリア セリエA」17.2%が続きました。海外サッカーファン(484名)の回答をみると、「スペイン リーガ・エスパニョーラ」26.4%が最多となり、「ドイツ ブンデスリーガ」21.9%、「イタリア セリエA」18.4%が続きました。

次に、《今後注目していきたい海外サッカーリーグ》を聞いたところ、「ドイツ ブンデスリーガ」40.3%が最も多く、次いで、「イタリア セリエA」36.7%、「スペイン リーガ・エスパニョーラ」31.6%、「イングランド プレミアリーグ」27.9%となりました。
また、《日本人に活躍して欲しい海外サッカーリーグ》を聞いたところ、長友選手や本田選手が所属している「イタリア セリエA」40.5%が最も多くなり、内田選手や長谷部選手、岡崎選手など多くの日本人選手が所属している「ドイツ ブンデスリーガ」36.8%、7月にハーフナー・マイク選手の移籍が報じられた「スペイン リーガ・エスパニョーラ」32.3%、香川選手や吉田選手が所属している「イングランド プレミアリーグ」31.7%が3割台で続きました。

それでは、海外のサッカーリーグでプレーしている日本人選手について、サッカーファンは、どのような選手に注目しているのでしょうか。
全回答者(1,000名)に、今後(または今後も)、注目していきたいと思う海外サッカーリーグでプレーしている選手(海外組)を聞いたところ、「長友佑都選手(イタリア・インテル)」45.0%が最も多く、同じく4割台で「香川真司選手(イ
ングランド・マンチェスター・ユナイテッド)」42.7%が続き、以下、「内田篤人選手(ドイツ・シャルケ)」39.1%、「本田圭佑選手(イタリア・ミラン)」36.7%、「柿谷曜一朗選手(スイス・バーゼル)」33.9%となりました。
男女別にみると、「内田篤人選手(ドイツ・シャルケ)」は、女性では46.0%と男性(32.2%)よりも10ポイント以上高くなり、女性が今後注目していきたい選手の1位となりました。

≪サッカーなんでもランキング≫
サッカーに関する様々なテーマを設定し、ランキング調査を実施しました。
まず、サッカー選手について「世界で一番○○な選手」とテーマを設定し、全回答者(1,000名)に、ランキング調査を実施しました。

◆ 世界で一番魅力的なプレーをする選手 1位「ネイマール選手」、2位「メッシ選手」、3位「C・ロナウド選手」
◆ 「ステキな顔」ランキングでは1位「ウッチー」、「ステキな体」ランキングは?


《世界で一番魅力的なプレーをすると思う現役選手》を聞いたところ、1位は「ネイマール選手(ブラジル)」、ほぼ同率で2位は「リオネル・メッシ選手(アルゼンチン)」となり、3位「クリスティアーノ・ロナウド選手(ポルトガル)」、4位「本田圭佑選手(日本)」、5位「ハメス・ロドリゲス選手(コロンビア)」「香川真司選手(日本)」となりました。
海外サッカーファン(484名)の回答をみると、FIFAバロンドール(年間最優秀選手賞)やワールドカップ・ゴールデンボール(大会MVP)の受賞経験のある「リオネル・メッシ選手(アルゼンチン)」が1位となり、2位「ネイマール選手(ブラジル)」、3位「クリスティアーノ・ロナウド選手(ポルトガル)」、4位「ハメス・ロドリゲス選手(コロンビア)」、5位「アリエン・ロッベン選手(オランダ)」が続きました。

次に、《世界で一番ステキな顔だと思う現役選手》を聞いたところ、1位は「内田篤人選手(日本)」となり、2位「クリスティアーノ・ロナウド選手(ポルトガル)」、3位「ネイマール選手(ブラジル)」、4位「ハメス・ロドリゲス選手(コロンビア)」、5位「本田圭佑選手(日本)」が続きました。
男女別にみると、男性では「クリスティアーノ・ロナウド選手(ポルトガル)」が24.6%と男性の4人に1人が挙げ1位となりましたが、女性では「内田篤人選手(日本)」が26.6%と女性の4人に1人が挙げ1位となりました。

また、《世界で一番ステキな体だと思う現役選手》を聞いたところ、1位は「クリスティアーノ・ロナウド選手(ポルトガル)」、2位「ネイマール選手(ブラジル)」、3位「本田圭佑選手(日本)」、4位「内田篤人選手(日本)」、5位「リオネル・メッシ選手(アルゼンチン)」「香川真司選手(日本)」となりました。

いずれの項目においてもネイマール選手とクリスティアーノ・ロナウド選手がトップ3に入りました。この二人は、プレーだけではなく、外見でもサッカーファンを魅了しているようです。


【調査概要】
調査タイトル:海外サッカーと日本代表に関する調査 2014
調査地域:全国
調査対象:ネットエイジアリサーチのモバイルモニター会員を母集団とする 20 歳~49 歳のサッカーファン
調査期間:2014 年 7 月 18 日~7 月 24 日
調査方法:インターネット調査(モバイルリサーチ)
有効回答数:1,000 サンプル(有効回答から各性年代がほぼ均等になるよう 1,000 サンプルを抽出)
 (内訳)
 男性 500 名(20 代 167 名 / 30 代 167 名 / 40 代 166 名)
 女性 500 名(20 代 167 名 / 30 代 167 名 / 40 代 166 名)

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