「肉の消費実態」に関する調査 

2014年07月24日
オールアバウトが運営する「生活トレンド研究所」は、2014年第11弾のレポートとして「肉」に関するアンケート調査を実施。
最近、しばらく寝かせて旨味が増した「熟成肉」や、「いきなり!ステーキ」といった、立食ステーキ店など、肉に関する情報が話題になっています。また、夏になるとスタミナをつけるために焼肉やバーベキューを食べるといった機会も増えます。そこで、「生活トレンド研究所」では、管理栄養士などの専門家監修のもと、“肉”の喫食頻度や”肉”に対するイメージを調査しました。調査期間は2014年7月9日(水)~2014年7月11日(金)、首都圏(1都3県)在住の20~69歳男女1,118名から有効回答を得ました。

【調査結果】

1)「お肉」は好きだけど、あまり食べられていない?
 7 割以上が「肉好き」、しかしよく食べられているのは「卵」や「豆腐」


首都圏在住の 20~69 歳の男女 1,118 名に対し、たんぱく質を含む主な食品の嗜好度について聞いたところ、「好き」(「とても好き」+「好き」)と回答した人が多かったのは、「豚肉」(79.7%)、「牛肉」(76.7%)、「鶏肉」(76.1%)と、肉類が上位を占めていました。
一方で喫食頻度について聞くと、「2~3 日に 1 回以上食べる」(「毎日」+「2~3 日に 1 回」)と回答した人が多かったのは、「鶏卵」(61.7%)、「乳製品」(56.6%)、「豆腐」(44.1%)等が上位を占め、肉類については「豚肉」が一番高く 42.5%でしたが「牛肉」は嗜好度が高いにも関わらず 17.3%と、喫食頻度は低いことが明らかになりました。

2)年を取ると「牛肉」が食べられない!?
 20 代は「太りそう」、50 代以上は「健康を考えて」食べないと回答


また、挙げている食品について、「昔(30~60 代は 20 代の頃、20 代は学生時代を想定)はよく食べたが今は食べていない・食べられない食品」について聞くと、「牛肉」(33.6%)、「肉加工品」(30.4%)、「豚肉」(25.7%)と、肉系の食品が多く挙げられていました。
中でも一番多かった「牛肉」について、その理由を年代別で聞いてみると、50 代と 60代は「健康を考えて」が一番多く(50 代30.3%、60 代 42.1%)、20~40 代は「値段が高いから」が一番多い結果となりました。(20 代 27.4%、30 代 29.2%、40 代33.0%)。また、20 代では 5 人に 1 人が「太りそう」と回答していました。

3)外食予算はファストフードのときもそれ以外のときも 2,000 円未満!
 脂質の良い牛肉が加齢とともに現れる「牛肉離れ」を防ぐ?

今回の調査で、外食についてその頻度と平均予算について年代別で聞いたところ、ファストフードもそれ以外についても、年代が若くなるにつれて頻度が高くなる傾向にあることがわかりました。
また、平均予算については、どの年代についてもファストフードもそれ以外も、2,000 円未満と回答した人が多いという結果になりました。


【調査概要】
調査期間 :2014 年 7 月 9 日(水)~7 月 11 日(金)
調査対象 :首都圏(東京、埼玉、神奈川、千葉)の 20~69 歳男女
割付 :
 20 代・60 代男性 112 名、30 代・50 代男性 111 名、40 代男性 113 名
 20 代・50 代・60 代女性 111 名、30 代女性 112 名、40 代女性 114 名
調査方法 :インターネット調査

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