焼肉の牛のホルモンについてのカスタマーアンケート調査 

2014年08月28日
リクルートライフスタイルに設置された「食」に関する調査・研究機関「ホットペッパーグルメリサーチセンター」は、焼肉の牛のホルモンについてのカスタマーアンケートを実施。

【調査要約】

■「(牛)ホルモン好き」は男高女低、女性高齢者では少な目
→「とても好き」「やや好き」合計は全体で53.9%。40代男性が最多の68.8%、逆に60代女性では25.1%と少数派。
→「東海圏」が最多の56.7%、「関西圏」は52.7%と多圏域より低い。

■好きな部位1位「タン」、2位「ハラミ」、3位「ミノ」
→好きな部位では1位:「タン(舌)」(3圏域合計74.7%)、 2位:「ハラミ(横隔膜)」(60.6%)、 3位:「ミノ(第一胃)」(48.4%)。
→3位は混戦模様、女性では「レバー(肝臓)」が30~60代で3位、東海圏・関西圏では「テッチャン・シマチョウ(大腸)」が3位。

■ホルモンが好きな理由、「味・食感」以外に「家では食べづらい」なども
→ホルモンが好きな理由「おいしい(76.4%)」、「独特な食感が好き(56.9%)」のほかに、「家ではなかなか食べられない(40.8%)」や「お酒との相性がよい(31.6%)」なども。
→20~60代女性では「コラーゲンが多く、美肌に良い」、男性50・60代では「比較的安い」などが人気の理由に。

【調査結果】

1.「ホルモン好き」は男高女低の傾向。女性高齢者では少数派。関西圏は意外に多くない。

焼肉の「ホルモン(牛)」について、喫食意向を調査した。「とても好き」「やや好き」のホルモン好き派は全体では53.9%であった。40代男性が最多(計68.8%)で、逆に最も少なかったのは60代女性(計25.1%)。性年代別の特徴としては女性より男性のほうが「とても好き」「やや好き」という回答がどの年代でも多く、男性は40代、女性は30代をピークにして、高齢者になるほどホルモン好き派は減っていく傾向であった。また、圏域別では、ホルモンの本場と思われる関西圏が意外にもホルモン好き派が首都圏(計53.7%)・東海圏計(56.7%)より少ない(計52.7%)ことがわかった。ホルモン好き派最多は東海圏であった。

2.好きな部位、全体1位は「タン(舌)」。次いで「ハラミ(横隔膜)」。

好きな部位では、全体では1位「タン(舌)」、2位「ハラミ(横隔膜)」、3位「ミノ(第一胃)」であった。性年代・圏域別には、1位・2位は60代男性で2位に「ミノ」が入った以外はどこも全体順位と同じ結果であったが、3位は非常に混戦で、男性は「ミノ」が20代~50代で3位であったが、女性では「レバー(肝臓)」が30代~60代で3位。また、圏域別でも首都圏3位には「レバー」が、関西圏と東海圏では「テッチャン・シマショウ(大腸)」が3位と志向が分かれた。4位も全体では「レバー」であったが、男性20代では「ハツ(心臓)」、男性30~50代、女性20代では「テッチャン・シマショウ」など好みが分かれた。

3.好きな理由、「味・食感」以外に「家では食べづらい」「お酒と合う」という理由も。

ホルモンが「とても好き」「やや好き」と回答した5339人を対象に複数回答でその理由を尋ねた。全体では「おいしい」が1位(76.4%)、「独特な食感が好き」が2位(56.9%)、3位に「家ではなかなか食べられない」(40.8%)であったが、ここでも女性では相対的に「肌に良い」という理由が強かったり、男性50代・60代では「お酒と相性が良い」「比較的安い」など性年代による差が目立った。


【調査概要】
調査時期:2014年7月1日(火)~2014年7月8日(火)
調査対象:首都圏・関西圏・東海圏在住の20~69歳の男女(株式会社マクロミルの登録モニター)
有効回答数:9,907人

その他、詳しいリサーチ内容はネタ元へ
[ホットペッパーグルメリサーチセンター]
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